渓流蔵囲い

いつも呑んでる長野県の遠藤酒造場の渓流。その「蔵囲い」。
今年で遠藤酒造場は創業140周年だそうで、めでたい!! 加えて、この「蔵囲い」は昨年のモンドセレクションで金賞を受賞したそうな。Wめでたい!!
「渓流」と云うのは遠藤の主銘柄だが、過去3種類呑んでいる。今回の「蔵囲い」は、このブログの最初の頃取り上げた「渓流」の吟醸に近い味わいか?? 遠藤独特の濃厚さを残しながら、口当たりをサラリとさせた万人向けの仕上がりになっているように思う。
それにしても、この遠藤酒造場は醸造アルコールの使い方が上手い。当然ながら「純米」と銘打たれたものは純米で、焼酎メインながらポン酒もプチブームの昨今、純米と銘打った方が売れるわけなのだが遠藤はそれを売り文句にしていないように思うし、出来具合が毎年安定している。純米にこだわるあまり、銘酒を迷酒にしてしまった酒蔵が多い中では異色の存在か?
昔ながらの濃厚な口当たりの銘柄が多いが、その濃厚さの中に繊細な個性を潜ませる酒が遠藤の酒だ。毎年、どの銘柄でも不安に思うことなく安心して買える。そんな酒たちだ。
ちなみにこの「蔵囲い」は、近所のスーパーで600円弱で買った。安い!!
- 関連記事
-
- 加茂錦無濾過純米吟醸
- 渓流蔵囲い
- 渓流朝しぼり大吟醸生原酒
Comment
コメントの投稿
Trackback
http://cloudcity-tokyo.me/tb.php/91-1d546bc7