ふるさと酒蔵「湖酔」

義弟が宮城土産に買って来てくれた。
宮城県の酒と云えば「浦霞」や「一ノ蔵」が有名だが、ふるさと酒蔵という名前は初めて聞く。酒蔵自体も、説明する時には「一ノ蔵のお隣」と言ってるらしいから、それだけ小さな酒蔵なんだろう。
「湖酔」は吟醸酒。この種類の酒特有のフルーティな味わいの華やかな酒だ。ふた口目以降、口に残る後味はその酒本来の持つ本来の味だと思う。そういった面で、この酒は雑味少なく、米を磨いて純粋に旨味だけを残した酒の味わいがある。
先に書いたように、小さな酒蔵なのだろうが、これだけ雑味の少ない旨い酒を造れるのは、酒蔵の人たちの美意識が素晴らしいのだろう。
昔から伝わる伝統的な製法を堅持し、奇をてらった事をしない。古今東西、酒造りに必要なのは蓄積されたノウハウのはずだ。その伝統を省略したり守れない酒蔵が多いように思える。
小さな酒蔵であるなら地元以外での入手は困難だろう。最近では、ネット通販と云う手もあるので、機会があればまた飲んでみたい。そう思う。
宮城ふるさと酒蔵株式会社 宮城県大崎市古川馬寄字屋敷3-2
原材料: 米・醸造アルコール 精米歩合: 58%
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