@酒とラーメンの日々

日記みたいな独り言

関ヶ原 by 原田眞人

関ヶ原
話題作を観てきた。
先週までは、主演の岡田准一や共演の平岳大、東出昌大が盛んにテレビ出演し宣伝してたっけ。
世間の評判はネットを通してもまだ聞いてないので、ここは自分個人の率直な感想を書いておく。

原田眞人監督作品としては5作品目か?
1作品目は「突入せよ!あさま山荘事件」
2作品目は「クライマーズ・ハイ」
3作品目は「駆け込み女と駆け出し男」
4作品目は「日本のいちばん長い日」
そして5作品目は今回の関ヶ原・・と調べていたら、なっなんと!
東宝の特撮「GUNHED」の監督もしてなさった!
1作品目はガンヘッドとなる。
DVDも持ってるのに忘れてたなぁ〜
近年の作品は、意図せずとも重厚な作品に仕上がる傾向はあるが、さすが28年前の作品ともなると監督も若いはずだ。

まぁ、そんなことはどうでも良いが、好きな作品順で行くと本作は3番目くらい。
それも仕方のない話、6時間で終わった戦いとは言え・・その前後を語ればはるかに遥かに長くなる話を2時間半の上映時間でも短すぎる。当たり前だね。
司馬遼太郎の原作があるとは言っても、史実を描ききるには映画の尺では全然足らない。
3時間にしても同じこと。
原田監督の脚本では映画サイズに収まりきれない。
端役の一人一人にまで、気の届く演出をしているからいくら時間があっても足りない。
演者の数だけ足し算なのだ。

それらの事を加味して考えても、本作は時代劇で久しぶりの快作か。
細かい部分だが気にはなった部分として、本作において三成は充分に魅力的な人物に見える事。
よって「なぜ家康に疎まれたのか?」
豊臣恩顧の清正や正則ら「朝鮮出兵組になぜ嫌われたのか?」
一般的に言われる、東軍へ寝返った諸侯らが出たのか?
理由を本作の中から見出すのが難しい。
特に幼少期から秀吉の元にいた清正や正則との確執が如何に発したか、原田脚本からは見いだせない。

本作はある種、関ヶ原に至る諸侯の人となり動向に詳しい"歴史好き"でないと着いていけない部分が沢山ありそう。
無責任ながら観る人任せの映画と思われる。

これだけ"いい人"に三成が描かれてしまうと、大阪冬の陣を前にした時、特に才のある清正など顔向けできる先があるのか?とも思ってしまう。
"原田光秀"に対して、一時の怒りで暴走した自分を恥じて入る穴もない人たちが多数いるのではないかと考えてしまう。

後世の人間が歴史上の人物に見出す魅力は個人様々だからしょうがない。
実在の三成が"原田三成"とも思わないが、熊本城を築き秀頼を迎え入れようと覚悟した清正の心意気は"原田三成"にあったのかもしれない。

Comment

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[20] Re: 失礼します。

> 明智光秀と石田光成の勘違いだとは思いますが、失礼とは思いますが指摘させていただきます。

あっ、どうもすいません。
頭の中で唱えていた名前と、キーボドの手先が一致していなかったようです(汗

訂正します。
ありがとうございました。

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