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@酒とラーメンの日々

日記みたいな独り言

ますや製麺 in 東久留米

まだ若かった頃、当時は交際中だった嫁さんが徳島の親戚の結婚式に親の代理で行くことになった。
徳島といえば香川の隣。
香川となれば讃岐うどん!
ならば結婚式後、向こうでおちあえばいいと、勢いだけで香川までうどんを食べに行った事がある。

一人旅での新幹線で4時間は結構辛いものがある。
とにかく座り続けだったので、お尻が痛くなったと記憶している。
在来線ならば時間が長くとも、乗り換えがあったり弁当を買いに歩いたり、変化があって楽な気がする。
新幹線だと途中下車もままならず、車中でメシを食うほどのインターバルもない。

ますや製麺
「ますや製麺」のうどんは、見た目は讃岐、でもメニュー構成が半讃岐・・みたいな感じ。
と言うのも、「かま玉」「ぶっかけ」等が無く、武蔵野=東村山うどん典型の「肉汁」が主力だからだ。
うどん自体は見た目も食感も讃岐同様。
讃岐うどんと言ったって、お店ごとそれぞれであり、ますや製麺のうどんもその"それぞれ"の範疇に入れても間違いないように思う。

当店の出汁素材
違うのは汁。
昆布に節とこだわりの6種類使いだが、風味が讃岐のそれと違う。
讃岐だとシンブルに、いりこ(煮干し)がガツンと旨味を主張していたと思う。
ただし、ここの"かけ""つけ"はそれぞれが微妙に調整されていて、甘みも塩味も効き方が違う。
つけ汁の方が多少甘みを強くしてるのが、結構好みに合っていた。

イベリコ豚肉汁かけ・大盛
かけの方は、国産小麦の真っ白なうどん。
つけの方が2種類盛りになっていて、かけと同じ真っ白と茶か灰色か?皮を残して挽いたような、武蔵野うどんの地粉っぽい感じ。
白い方がつるっとした粉なの細かさを実感できる食感。
「はるゆたか」「春よ恋」だか、品種は判らないが、きれいに製粉され讃岐と変わらぬ白さがある。
灰がかってる方は表面にザラっとした感じがあり、いかにも地粉感満載。
つけ汁の上がりが良さそうな感じだ。
同じように打たれていても、温かいのと冷たいのではそれだけで食感が変わり食べ比べするのも楽しい。
イベリコ豚肉つけ

開店からそれほどの月日でもないし、調理に油を大量に使うようなものもない。
だから店内はかなり綺麗な店だと思う。
綺麗なのだが、ちょっと残念に思ったのはクロス貼りの店内が味気ない事。
讃岐でも武蔵野でも良いけれど、もう少し情緒をもたせたインテリアであれば雰囲気も盛り上がるだろう。
まぁ、店には店の都合があるわけだから・・個人的な感想というやつだ。

使用小麦と駐車場案内

こだわって独自路線のうどんを作り続けて欲しいお店のひとつ。
気分を変えたい時に訪れたい店のひとつになった。
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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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