発砲にごり酒

先日、届け物があって知人宅へ行った。このお宅へ行けば、あとは必ず飲み会となる。
渡すものを渡し、もう一人の知人と雑談している間に出してもらったのがこの酒だ。
数ある清酒の中には何種類もにごり酒はある。その中のいくつかは、発泡性を帯びているものもある。ワインに対するシャンパン(スパークリングワイン)のようなものか。
濁り酒そのものは、見た目からも分かるトロリとした口当たりが特徴だ。だが、発泡性のものは、乳酸発酵のようなヨーグルト的酸味と甘味を帯びたものが多い。
ようは、この発酵過程によって炭酸を発生させているのだろう。
ただ、発酵の如何に関わらず云えるのは、発泡性のおかげで口当たりが軽くなり呑み易くなる事。糖度の高い酒の場合、ベタベタ感が強いが発砲しているとそれが薄まる。
この「獺祭」は、発砲にごり酒の割に酸味はない少数派? 発泡性のおかげでアルコール感も少なく、きりきりに冷やして暑い夏呑むには最適に感ずる。
獺祭発砲にごり酒50(純米大吟醸酒)
旭酒造株式会社 山口県岩国市周東町獺越2167-4
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