ラーメン本舗まるみ in 東村山

東村山にはB級グルメの「黒焼きそば」がある。
タレントの志村けんさん絡みのテレビ番組等で紹介された事がある。
「ラーメン本舗まるみ」の先、800mほどにあるソース製造会社の「ポールスタア」が発売している「黒焼きそばソース」を使用したご当地焼きそばだ。
含まれる「いかすみ」の黒で、本当に真っ黒な焼きそばな仕上がっている。
店そのものは「町のラーメン屋」さんとしてはモダンな感じ。
汚れてくすんだ感じはない。
店内も広々していて開放感がある。
カウンターも座席間に余裕があるから、複数連れでもせまっ苦しい感じもない。

厨房は仕切りが低く、カウンターからは仕事の様子が丸見え。
注文が入ると親父さんと息子?のコンビが手際よく調理していく。
ラーメンの麺を茹でてる間にチャーハンを煽り盛り付ける。
その頃には麺が茹で上がり丼へ。
流れ作業でBセットはものの3〜4分で完成。
スマホをいじってるヒマもあまりない。
えっ?「黒焼きそば」じゃないの?
ってなノリになるが、お初の店ではまずはラーメンだ。
ラーメン+半チャーハンセットが980円で安いのか?
単品で頼むと700+370=1070円。
世の中には「セットでも単品合計でも勘定は一緒」と云う、なんちゃってセットを出してる店も結構多い。
それらと比較すれば「まるみ」は勉強してる方か。

「東京ラーメン」は自分が子供の頃から見慣れた、ごくふつーのラーメン。
時代・世代にもよるが、これが東京のラーメンなのだ。
ここ「まるみ」は別に「醤油ラーメン」がデフォとして存在する。
魚介系のスープベースは両方とも恐らくは一緒。
「東京ラーメン」は風味付けとして醤油を使い。
「醤油ラーメン」には煮豚を作る際のあまりタレを使っようなコクのある醤油味。
細かいことはわからないが、違いはこんな感じなのだろう。
麺はいかにも東京の麺。
「細」までいかない中細の縮れ麺で、加水率がちょー高い麺なのだろう、プリンプリンプルプルと云った擬音が合いそうな麺質。
細麺系なので「コシ」とは縁がない感じでも許せる食感。
「化学調味料不使用」は謳ってないし、町のラーメン屋然のこの店ならば普通に化調もアリだろう。
どの素材由来かは分からないが、甘味を感じるスープは濃すぎず薄すぎす麺との相性はぴったり。
ただ、この甘味が後々まで口の中に残ったのは化調系の影響だろうか?
味付けのり大の海苔は、すぐスープに溶けてしまってゴミのようで見た目が悪いからいらないかも。
チャーハンはパラパに仕上がっていて、かつ美味。
レギュラーサイズで餃子と合わせて食べたいくらいだった。
「町のラーメン屋」さんとしては、非常にレベルは高いかな。
家族連れが週末食べに来る、と云った雰囲気であり、ラーメン通が行列を作る店ではない。
ご飯のための店なのだ。
いつ行っても安定的に美味しく失敗がない店。
自宅からちょっと距離があるのが残念だった。

次回は「黒ソース焼きそば」は食べに行くぞぉ・・!
決まりッ!
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