大吟醸 北秋田

秋田県大館市の北鹿・大吟醸北秋田だ。またまたお初の酒。
大吟醸だけれども、最近流行の「水の如し」風ではなく、しっかりとボディのある酒だ。
純米酒を思わせる濃厚さと葡萄に似た酸味も持ち、吟醸香も薄いから「えっ!純米酒じゃね・・・?」と本当に思った。
昔ながらの吟醸だとこんな感じだったかな〜と思うのは、上記したように近年の吟醸・大吟醸はサラサラし過ぎで呑み応え無し。
逆にそのサラサラが「ワインの代わりになる」って感じで、海外のウケを良くしてもいるよう。
一時は死にそうになってたポン酒業界の浮上はここいら辺に理由がある。
五十石とも百石とも云われてた「獺祭」が、今や数千石で近代的な設備の酒蔵になったのにはちゃんと理由があるのだな。
よって、この北秋田は流行からは遠いところを行ってる古い酒と云われかねない。
でもねぇ、全部が全部流行の風になってしまっては物足りなさを思う人も出てくるわけで。
あって良いなこんな酒、って感じだった。
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