加賀山水・味わい純米酒

石川県小松市の酒。
石川は「黒龍」そのほか、大変に旨い酒が多い。
「加賀山水」を造っている加越は、小松市の比較的郊外にあるが周囲に結構工場みたいなものがあるけど「水は大丈夫?」と聞きたくもなる。
しかしまぁ、日本アルプスは白山に近い土地柄で水を自慢するところは納得できる土地柄だ。
南西の方へしばらく行けば「東尋坊」なんて土地もあるが、小松市から南の加賀市の北半分、県庁所在地の福井市の北側にある坂井市などは古くは山からの土砂の堆積による土地のようにも見える。
平坦な土地に蛇行した川筋、潟なんかも結構残っているところなど堆積説は正解だったりと考えるが、水が確かな土地である事も山が近い事が保証してるかな・・・。
最近の純米酒は、米を磨いてない割りに吟醸酒のようにすっきりしたものが多い。
吟醸酒ではないから、もちろん強い「吟醸香」はなく一般的な清酒的なものが香るだけ。その代わり口あたりは、さらりと飲めて後味が良い。
石川県産の米と白山の湧水、地産地消的醸造で「地元の酒」を名乗るにはぴったりだ。
そう云う酒のある土地暮らしはい〜なぁ!
東京都の場合、地元の酒が無いわけではないが、自分としてはまともに飲める地酒は「屋守」くらいしかない。
屋守は結構旨い酒だが、その次を選ぶのが難しい。
旨い酒がある事を判っていても、小さい酒蔵過ぎて入手が難しいのだ。
武蔵野台地は、元々湧水が結構豊かな土地ではあった。あったが現代ではそれに期待するのは無理。
湧出量も限られるし水質の問題もある。
だから都内にそれなりに出回るような石高で造るのは無理なんだろうなぁ〜
石川県は、酒処として定評のある土地。
死ぬまでに一度くらい、酒呑みだけに行ってみたいなぁ〜などと思わせた一本だった。
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