@酒とラーメンの日々

日記みたいな独り言

常きげん・純米

常きげん・純米
知る人ぞ知る、石川県の「常きげん」

鹿野酒造と云う蔵元名より有名かも知れないこの酒は、農口尚彦氏の功績に拠るところなのだろう。
糧食用の米と酒造用の米が別にあるにしても、米作りは寒い土地の方が向いているのは産地を見れば一目瞭然。より北の地方に多く、尚かつ山沿いが多い。「氷室づくり」なんて名前もあるくらい、冬の厳しい土地を連想させる。
菊姫を退社した農口氏が、戦後長く衰退していた静岡の酒蔵を再建したとか、請われて鹿野酒造に招かれたとか、テレビ番組にもなったと思う。
この農口氏、評価する人としない人がはっきり分かれる。
実績からすると間違いないように思えるが、そこは酒の話し。他人の評価はあくまでも主観の問題。
自分で飲んでみて「旨いか不味いか」判断するしかない。
その農口氏が最後まで力を入れていた「常きげん」は、長く飲んでみたいと思っていた酒だ。
しかし、なかなかお値段方がお高くて手が出なかった。そもそも近所で取り扱いがなかったしねぇ

すでに昨年だかに、農口氏は本当の引退をされたそうで、今の時期出ているのはそのお弟子さんが杜氏を勤めたもの。
だから農口杜氏の農口流の酒なんだろうが、かなりリーズナブルな酒なので買ってみた。

見た目も風味も純米のそれなのだが、舌全体で感ずるこの酒の"味"がかなり独特。
はっきり言ってひと口目「旨い」と感じない。でも不味いわけでもない。
今までの日本酒では味わった事がない。
薬のようで薬じゃないような風味?表現に困る風味なのだ。
ウチの嫁さんからすると「燗すると美味しい」そうで、確かに冷蔵から室温近くまで暖まってきたものの方がクセが消え旨くなったように思える。
ただ、あくまでも冷酒状態ではクセの方が強く、旨いと思えるほどではない。
最後の一合分くらいをぬる燗くらいにして飲んでみないと結論が出ない。

もう一度この銘柄か、鹿野酒造得意の山廃か、加えて元々の菊姫も合わせて手に入れて再チャレンジしてみたい。そんな感じだった。

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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