@酒とラーメンの日々

日記みたいな独り言

麺eiji 平岸ベース

麺eiji 平岸ベース
数年前以来、今回が2度目の訪問となった。
移転後初となるが、今度の場所は駐車場が店の前と分かり易く、店内も広々として気持ちよかった。

以前から「豚骨魚介系」のスープだと記憶しているが、今回は「札幌味噌」と云うのがメニューに加わっているので、最初からそれを注文するつもりで入った。

東京にあるチェーン店で、九州・信州・北海道の三種類の味噌を代表としてそれぞれをいかした味噌ラーメン専門の店がある。
その店や一般的に云われる評判としては、九州の麦味噌等は甘く信州は塩分が濃く、北海道…札幌の味噌は辛い、と云われている。
実際、東京で食べる味噌ラーメンは辛くともそれは味噌の辛さでなく、他の香辛料の辛さである事が多い。
麺eiji の札幌味噌は、そのような基準でいくと「味噌が辛い」タイプで北海道の味噌に当り間違いない。
ここ数年で、札幌には「札幌味噌」というメニューを追加したラーメン店が何軒もあるようだ。
近年のらーめんブームで火がつき、各店が個性を競うようにスタイルの違う「味噌ラーメン」を発表してきた。
だが、観光客からすれば「札幌ラーメン」云えば味噌。では、札幌味噌ラーメンて、どんなラーメン?と訊かれても、ひとくくりにする事が出来ず?マークがいくつもついてしまう。
年間に20〜30日ほど札幌に滞在し、その間に少なくとも7〜8店程度はラーメンを食べにいく自分としても、これが札幌味噌ラーメンだ。と云うモノが思い浮かばない。
東京近辺のラーメンとて、今やこれが「東京ラーメン」と云える店は無い。もっとも、昔は東京ラーメンなどと云う言い方は無く、強いて云えば「中華そば」とか「支那そば」がそれに当る。
鶏ガラスープの醤油ラーメンが基本だが、今のように醤油は強くなく豚骨ベースのラーメンは無くはなかったのだろうが、全く一般的なモノでなかったと記憶する。
結局はブーム、横浜家系なるくくりのラーメンの登場によって地方色の名を取ったラーメン名が出来たに過ぎないように考えられ、そこにはまったく根拠は無い。
少なくともバブル以前までは、北海道に3種「札幌・函館・旭川」に東北から関東へかけての醤油ラーメン、ベースが鶏ガラだったり魚介系が強かったりと地方色はあってもあっさり系のラーメン。一挙に九州に飛んで博多の長浜ラーメン。こんな大雑把なくくりで説明できたものだ。
「富山ブラック」やギトギト系の「燕三条ラーメン」など、昔からのご当地ラーメンをブームに乗っかり進化と云うか…改変してきただけのものではないだろうか。

札幌ラーメンの始まりは、居酒屋だか飯屋の豚汁に麺を入れて食べたのが最初とか。
だから基本、豚出汁の味噌スープが札幌ラーメンなのだろう。
以降、ラーメンとしての進化に向かい「炒め野菜と豚挽き肉」が具材であり味のベースとなった。
昔を知る地元の人間に云わせると、炒め野菜の甘さとひき肉の旨味が味噌に合うのだそうで、以前札幌ラーメンとうそぶかれた「茹でもやしとコーンとバター」のラーメンは、ラーメン横町でしか見かけなかったとか。ある意味、名物の作りそこないでまったくいただけない代物だ。
他にも、ご当地ラーメンを作ろうと焦り、地元とは縁の少ないラーメンが多そうで、何ともいやはやな感じが無くもない。

麺eiji 札幌味噌
札幌市内に立地し、魚介醤油系のラーメンが旨かった麺eijiが味噌ラーメンを作った。それも「札幌味噌」と銘打たれては食べないわけにいかない。
札幌味噌と謳うだけあり、味噌は「辛味噌」ではなく、もともとの札幌味噌のような辛さ。辛さの後に甘味がやってくる感じ。
でも、麺eijiの「札幌味噌」には、その辛さに対抗するスープそのものの旨味がちょっと足りない印象。あるいは、上記したところの材料から出る甘味が無い。
よって、味噌の辛さだけが前面に立ち、甘味としての旨味を感じにくい。
「味が無くて…」と云うほどではないが、「ラーメンを美味しく食べる」には味が浅い。

味の浅さで云うと、トッピングのメンマも味付けであるのだろうが、スープの味噌味にしっかり負けている。
ただの水煮を食べている印象。
評判高い店なのだが、この「札幌味噌eiji style」に関しては高得点を与えられない。
可も無く不可も無くな印象で、ちょっと残念な結果だった。

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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