人気一 純米吟醸

「福島県の小さな蔵…」と云う裏ラベルの謳い文句に興味を持って、ネットで検索してみたら、そんなに小さな蔵でもない。そもそも株式会社だからね。
ただまぁ、小さい蔵だとしても、同じく「小さい」と謳う「獺祭」の旭酒造も、家族経営と云っていたと思ったが思いのほか大きい酒蔵のように思う。そうでないと、最近の全国展開はあり得ないでしょう。
…ともかく、Googleマップで調べてみると、小さくはないかも知れないが二本松市の郊外の畑の真ん中、そんな立地のようだ。
古式の製法にこだわっていると云いつつ「モダン×伝統」を旨とするそうだから、ちょっとわけが分からないかも…製法が古式でラベルはモダンなのねん…
古式と云っても、吟醸酒しか造らないのがポリシーと云う事で、今回買ったのも純米吟醸酒。蔵元の代表酒のようだ。
香りは微かだが、いかにもな吟醸香。
口あたりは角が無くいたって柔らかだが、口中の僅かな部分で雑味を感じるのが残念。
表示からすると、冷やから常温くらいが一番の飲み頃らしいが、自分の好みとしてはかなり冷やして飲むのが好みの酒と云えそう。
妙なところを気に入ったような感じだが、瓶が良い。今時普通の捩じ込みのフタではなく一升瓶では今も当たり前な押し込み栓になっている。
これならば後々、ラベルを剥がし小分け用の瓶として重宝しそう。
蔵元には申し訳ないが、気に入ったのはそこなのだ。
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