麺屋ジャイアン

近年、田無駅前はラーメン激戦区と化している。
南口にはこのジャイアンの他に「玉名ラーメン くれは」があり、北口には「麺匠ヒムロク」「らー麺 恵」「らぁめん 風味堂」、このジァイアンの2号店「ジャイアン2」と某グルメサイトで高評価の店がたち並ぶ。
全ての店に入ったわけではないが、どの店も個性を出したラーメンで勝負しているよう。
自宅からは、ちょっと距離はあるが自転車ポタリングで立ち回れる距離なので、楽しみが増えたと云える。
田無公民館の目前、低層マンションの一階、飲食店が並ぶ三軒長屋の店舗部の真ん中の立地。
かなり奥に深い鰻の長屋型の店舗だ。
正面右手の入れ口を入ると直ぐ右に券売機、左側には4人掛けテーブルが1セットあり小児用の椅子も用意されている。
左側の壁面に沿って厨房があり、その反対側がカウンター席。ラーメン店では良く見かける縦割りの間取りだ。

自転車をそこそこ頑張って漕ぐと、もう汗をかく季節になった。走っている最中ならばともかく、椅子に座って待つ間におそらくは伝わるほどに汗がでると思い、10席のカウンターの1番入口側に席を取る。幸い先客ゼロだったので選び放題だった。
中華そばを頼むつもりが券売機の表示がいまいち分からず、仕方なく鰹つけ麺を注文。
並でも300gの麺量があるそうだから、自転車男にはちょうど良い量か。
つけ麺だと、間違いなく太麺だからラーメンがでてくるまでは時間がかかる。
おおよそ10分待って提供されたのは、いたって普通の見た目のつけ麺。

つけ汁の鳴戸巻きが珍しく懐かしくもある。
麺は太麺でも粉っぽさを感じさせないツルツル系。
鰹つけ麺と云うから、鰹の風味がもっとガツンと来るかと思いきやマイルドで大人しい。
トッピングに魚粉も載っているが、これからの風味も薄い。
底に沈んだ、メンマとチャーシューは今時の基準で云えば量が少ないか?
つるつると、あっという間に麺を完食。
カウンターの各所にポットで置いてあるスープ割りで、残ったつけ汁を倍ほどに薄める。
この程度の薄め方でちょと薄め過ぎと思ったので、5割り増し程度にしておいた方がおいしく飲めると思う。
薄め過ぎた事もあるが、スープ割りすると僅かな酸味を感じるのは出汁を高温で焚きすぎか?
節系、魚からとる出汁は、火加減を間違えると臭みと苦味と酸味がで易い。
臭みは無いものの、酸味が強めのこのつけ汁…スープ割りの出汁の方か?ちょっと仕事に問題があるのかも。
いやだとか、飲めないとか、そんな極端な事ではないが、感じた酸味は後々残りちょっと気になった。
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