保谷 一喜

あ〜っ…、まったくもって根拠の薄い江戸っ子の登場でございます。
昔っから「江戸っ子」つ〜のは、江戸に三代住んで初めて名乗れる…なんて話しがあります。
てめぇのじじいも江戸生まれの江戸育ち、それで初めて江戸っ子と名乗れるのだそうな。
ウチのじじいは熊本出だからおいらは江戸っ子じゃねぇかぁ〜…
まぁ、今は東京、江戸じゃぁございませんが…
食べログで知り、うわっ「近くにこんな評判店がっ!」と常々一度は食べに来たいと思っていた。
昨年末は、相方の誕生日に合わせて奥多摩の「丹三郎」をセッティングし、今回は自分の誕生日に合わせ自らセッティング。
吟味に吟味した曜日と時間帯。巧い事空いてる頃合いに行く事ができた。

大泉学園の方から越してきたと云うこの店、店前はついこの前まで計画道路の予定地で、夏場は草ぼうぼうの空き地で、さぞかし見た目最悪立地で越してくるに勇気が必要だったろう。
しかし今は、道路建設も本格的に始まり将来的には「駐車場を用意しなくちゃ」と別の悩みも出てきそう。
計画道路完成後は、今まで無かった車でアクセスの客が増えるに違いない。
結論から言うと、それくらい旨かった!

自家挽きの手打ちと訊いていたので、そばを食う前にまずは胃拵えのポン酒を一杯!
黒龍吟醸はちょっと上品すぎたか?と思いきや、
ここの二八せいろも上品で程よいマッチング。
よほど丁寧な仕事をしているのでしょう。
挽きも打も手抜きが無いのか、甘過ぎず辛過ぎずの麺つゆと相性も抜群!
「手打ち」を銘打っていても、多くの店はつゆが悪い事が多い。
…薄かったり…蕎麦においてあり得ないんですけど…妙に甘かったり…お前はうどんか!?
うどんに失礼ですな…
店主自ら、ちゃんとせいろで食べたかい?かけで食べたかい?
そう訊きたくなる店が多い。
一喜は、麺とつゆのバランス良く、それぞれが江戸っ子にはちょっと上品過ぎるか…と云う出来で大変美味でした!
また食べに行きます!
ごちそうさまっ!
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