三代目白兵衛

購入したまま期限が切れそうになっていたクーポンを利用して、新宿歌舞伎町の「三代目白兵衛」でラーメンを食べて来た。
行ってみるまで気がつかなかったのだが、白兵衛の入る雑居ビルの目の前はオスローバッティングセンター。むか〜しのバイト時代、仕事の帰りに良くよってホームランを何本もかっ飛ばしいたっけ。
当時は夜しか行かなかったし時代も変わった。街の雰囲気に一切覚えのあるものは無し、初めての待ちにも思えた。
ビルが建ち並んでいる分、日中通して陽の当らない場所がたくさんできる。
南北に通る道路以外はほぼ日中通して日陰となるので、夏場のこの日も日陰は思ったよりも遥かに涼しく、通り抜けるビル風も涼風だった。
雑居ビルの一階、奥まった場所に構える三代目白兵衛は夜の部はラーメン居酒屋風の内装で、もっちっと整理整頓掃除を行き届かせればオシャレな空間になりそう。
とは云っても、しょせんはラーメン屋か…

「わんたんらーめん」から「醤油」か「鯛骨塩」が選べたクーポンだが、ここはもちろん珍しい鯛骨塩をチョイス。
先客が5人連れだったため、ひとりで作業するマスターが「ちょっとお待たせする事になります」と何度も頭を下げてくれたが、ラーメン屋にしてはちょっと長めくらいの待ち時間で提供された。
スープベースだけでなく、ワンタンの具にも鯛身が使用されている触れ込みだが、申し訳ないが「鯛」を意識するような食感は一切無く、名物の炙りチャーシューと味玉の方が存在を主張している。
乾麺のうどんくらいの太さのある太麺は食べ応えありで、塩ベースのスープと相まってどこか和風麺を食べている感覚。
セットのミニドンブリも、和中テイストで「ラーメン・セット」を食べている風情では無かった。
激戦区の新宿、それも歌舞伎町の外れの立地では、メニュー名からして特徴づけないと勝負は出来ないかも。
しかし、自分のように何かのついでや別の理由がない限り、ここのラーメンだけではここまで来ないだろうな。正直な感想はこれである。
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