所沢航空公園

西武新宿線航空公園駅東口駅前ロータリーに常設展示された、旧ANKのYS-11。
普段は、柵の外から機体の外側だけを眺めるしかないが、年に数回の一般公開の日に花見を合わせて行って来た。
一般公開の日は、後の昇降ドアから入り客室を通り抜けて、コクピットの内部を覗いてから前の昇降ドアから降りるという順路で内部を見学できる。
全国的に人気の一般公開でもないので、並ぶ事無くいくらでもシートに座って空の旅気分も味わえる。
民空機としては、昨年中に全て日本の空から姿を消し、今や自衛隊機としてしか見る事の出来なくなったYS-11。
大戦後、GHQに禁止されていた航空機開発の再開のシンボルとなった機体だ。今後も良好な状態で保存して欲しいところだ。


航空公園は、このYS-11や航空発祥記念館など航空機絡みのネタだけが見物ではない。
本数は500本程度と、有名な桜の名所と比較すると本数は少なめだが、広大な園内は他の種類の草木が茂り年を通して開放感を楽しめる。
この日も、県の内外から訪れた花見客に合わせて市民祭りが行われ賑わっていた。
ただこの日は、前日やその後の春の気候と打って変わって風が強く、曇って気温が低かった。
桜の開花も、都心と比べると遅めであり、7~8分咲きくらい。

そのまま撮影してしまっては花は暗く落ち込むし、露出をコントロールしたところで灰色の空と同化してキレイには撮れない。
仲間と花見に言ったゆえ、持って行った機材はろくな物ではないのでストロボを焚いて浮かび上がらせてみた。
やはり桜は、青い空を背景に煌煌と日差しを受けた姿が美しい。
散り際で構わないので、近日中に別途撮影に行ってみたい。
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