@酒とラーメンの日々

日記みたいな独り言

蔵出し味噌 麺場壱歩

麺場壱歩 北海道味噌・肉ネギらーめん
麺場壱歩の北海道味噌・肉ネギらーめん

現在、西武池袋線の東久留米駅前から南西方向へ伸びる駅前通りの延伸工事が進んでいる。
元を正せばもう十何年も前から行われている工事だが、行程の半ばで止まっていたものがいよいよ小金井街道に接続する事になる。
ただここで疑問となるのが、小金井街道よりも幅員に余裕のあるこの新道が、東久留米駅前まで繋がる事は便利は便利なのだろうが、そこから先は行き止まり。どうするつもりなのだろう?

「蔵出し味噌 麺場壱歩」と云うこの店。チェーン店なのだが、味噌らーめん専門と云う変わり種。新しい業態と云ったところか。
現状でも幸楽苑など、チェーンのラーメン専門店はあるが「味噌」にこだわって「北海道・信州・九州味噌」と揃えたのは珍しい。
比較的最近できた店で、上記の新道が所沢街道との交差点にある。
駐車場を隣の「お好み焼き道頓堀」と共有し、店舗自体もテーブルと掘りごたつにカウンターで30を超える座席がある、ラーメン店としては大店舗。さすがチェーン店と云ったところか。

3種ある味噌ラーメンは、さらにトッピングの違いで細分化され、全15種ほどのメニューになる。
一種、ファミレス的店舗なので、メニューの味噌の能書きをよく読んで好みのラーメンを注文するとよい。
今回の注文は、北海道味噌の肉ネギらーめん。
初訪問でこれを選んだのは、1番数多く食べたのが札幌ラーメンであり味噌ラーメンだから。
本場との違いを明確化できると云う事だ。

麺場壱歩の北海道味噌らーめんは…味噌が濃過ぎる!
見た目は札幌のネギチャーシュー・らーめんと云った風情だが、スープが濃厚過ぎる。
確かに、最近の札幌ラーメンも流行の濃厚タイプも増えてはきたが、札幌ラーメンのスープの基本は豚汁なのだ。
説はいろいろあるが、現在札幌市中央区の大丸藤井セントラルビル4Fに入っている「味の三平」が札幌ラーメン発祥の店としての説が1番信憑性がある。
「味の三平」説に拠るならば、今から数十年前、まだラーメン店では無かった当店を訪れた「主婦の友」だか「主婦と生活」の編集者が、豚汁の汁に麺を入れてくれと云ったとか、すでに隠しメニューであったものを広めたとか…これが最初なのだそうだ。

もちろん、豚汁にそのまま中華麺を入れてもコクも風味も足りず物足りないだろう。合うのは素麺くらい細く淡白でないとダメだろう。
だから、豚骨であるかはともかくとして、出汁を強くし味噌も濃いめに溶いたのが当時の札幌味噌ラーメンなのだろう。
だが、そこには必ずスープ+麺と云う図式があり、麺場壱歩のラーメンほどには濃くないはずだ。
味噌が濃過ぎると、味はあるが出汁の風味が全て死に何を食べているのか分からなくなる。

ただし、決して麺場壱歩のラーメンがまずいわけではない。
分量多めの麺もスープもわしわし食って軽く完食した。
それもこれも、ただ味噌が濃すぎるだけであり、某幸楽苑のような「化調の使い過ぎで舌が痺れる」ようなダメスープではないからだ。

昨今、辛いモノ好きの若者たちの味覚がおかしくなっているとある。
お湯に昆布を、花鰹を軽く潜らしただけと云う、繊細な吸い物では味を感じないと云う話しもきく。
話しからすると、最近ブームのこってり系ラーメンはそう云った若者向けに出来ているように思う。
年齢的には熟年に分類されてしまう自分も、たまに食べるのであればこってり系も良い。ただ、やはり「ラーメン喰いてぇ」となった時に頭に浮かぶのは、昔ながらの鶏ガラスープの淡白な支那そばなのだ。

麺場壱歩のように、味噌ラーメン専門でメニューを数えるのならば「比較的淡白な味噌ラーメン」を考案しても良いのでは?
きっと、ファミリー客の中の熟年は注文するはずだ。

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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