LAPHROAIG 10年

「ラフロイグとはゲール語で『広い湾の美しい窪地』の意味。強いスモーキーフレーバーのアイラモルトウイスキーで、辛口でなめらかな口あたりが特徴です。」と、ボトルの裏ラベルに書いてある。
隔週刊の「ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション」を買いに、ポタリングついで東久留米のクルネに行って来た。
目的のモノを買い、隣のB's Cafeで夕食用にパンを買い、TVリモコンあるいは非常用単4電池としてYAMADAの安売りパックを買い、何気にサミットに寄ってみる。
夕飯メニューに困っていたので、パンに合わせてレトルトのシチューでも買うかと寄ってみただけだったのに、悲しい習性か酒売り場に足が向く。サミットは決して酒が安いわけではないので、普段は無視するところだが、今日は何故だか洋酒の売り場に足が向いてしまった。
で、目についてしまったのがこのラフロイグとマッカランとボウモアのスコッチ・ウイスキー三羽烏と云うか、御三家と云うか…!
フルボトルだったら「やっぱ、高けぇよなぁ~」と思って引き下がるところ。3種とも置いてあったのはハーフボトルで2000円でおつりが来る。いきなり、3種のどれを買って帰るかと、売り場の棚の前を行ったり来たり・・・
就寝までまだちょっと時間のある今、ニッカウイスキーの特典でもらったカットクリスタルのグラスに整水器で作った大きめの氷を入れ、トクトクトクとダブルくらいの分量を注ぐ。
シングルじゃ氷の冷たさに負けるし、それ以上入れると最後の方が水っぽくなる。
この酒は、香自体はフローラルでもなければ「これっ」と言葉で云える強烈な個性は無い。鼻から息を強めに吸い込むと、奥の方でいかにもウイスキーらしい特徴ある香が分かる。
一口目の印象は、スモーキーであるとこの理由のひとつであり、日本人からすると「漢方薬」を連想させる味なのだ。昔、歯医者などでも味わった事のある「あの味」にも近い風味が口中に広がる。
例えが悪く、不味そうにも思うがそうではない。要は「日本の優等生的ウイスキーには無い、強烈なキャラクターがそこにある」と云う事。
度数も40°と、ウイスキーとしては決して高くなく、全体的なまろやかさと相まって飲み易い。ただし、このスモーキー・フレーバーが嫌いでなければね。
バランタインあたりと比べれば個性的だが、むかしよく飲んだバーボン、エズラブルックスあたりと比べれば大人しいもの。逆にいうと、個性的であってもバーボンと比べれば大人の酒なんだなって事。香も口あたりも何もかも、楽しむ酒なのだなぁ~
大事に飲むつもりだが、次回はボウモアか!? マッカランか!?
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