@酒とラーメンの日々

日記みたいな独り言

記憶喪失!?

かれこれスキーを初めて30年以上経つ。
東京生まれ育ちで、年数だけで云えば結構なベテランかも知れないが、やってた時とやってない時の差が激しいのでなんともだなぁ

一番ゲレンデに通っていたのはバブルの頃。毎週末になると通っていたから、多い年はシーズン中十数回は行ったもの。年内に一度は滑れるかと、天気予報にやきもきもした。
その頃にはすでに、自他ともに認める上級者になっていたから、滑れないバーンは無いものだとも思っていたし実際滑れた。
しっかし、悲しいもので…加齢とともに…行く回数の減少とともに衰えて行くものでして。
例えば、上越の神立スキー場。リフトを乗り継ぎ、一番上から下まで1日で15本以上は滑り一日券ではなく回数券で元を取ったもの。今では到底無理な話。十回券でも余ってしまう。

上級者とは云いつつ、その頃に結構力づくの間違った滑りを身につけてしまったらしい。後年そのツケが来て、ある意味えらい目に遭った事がある。
でたらめな姿勢で滑っても、若い頃は筋力で抑えつけて何とかなったが、加齢とともに筋力は衰え体幹を支えるインナーマッスルはゆるゆる状態。
本来スキーは上体を立てた、椅子に軽く座ったような形の姿勢が正しい。直滑降でもターンの最中でもだ。
でも、高速ターンの最中などは遠心力に堪えるため、前傾姿勢で谷側の板に筋力で体重を掛けがちだ。でもこれがいけない。「山側の板から体重を抜く」でなくてはダメなのだ。
「谷側の板に筋力で体重を掛ける」と云う事は、谷側の足を突っ張らせると云う事で、雪面の細かいギャップなどに対応できない状況が生まれる。多くの場合、その足(スキー板)には体重を遥かに超える圧力が掛かっているはずだ。
「山側の板から体重を抜く」と云う事は、単純に遠心力と山側に倒れ込む身体のバランスをとると云う事で、谷側の板に体重を掛けた時ほど力は働かない。この方が力んでいない分、下半身を柔らかく使えるから素早い動きができ、雪面のギャプや雪質の変化に柔軟に対応できる。

自分の場合、若い頃は調子が良いと。歳とってからは頭で意識しないと、理想的な姿勢で滑れない。

もう何年か前、年1程度まで滑りに行く機会が減った頃、その事件は起きた!!
理想の姿勢を忘れ、前のめりのいけない姿勢滑っていた高速ターンの最中、バイクで云うところの「ハイサイド」状態からすっ飛んで…恐らく軽く10メーターは飛んだのでは?圧雪面に背中から叩き付けられ後頭部を打ち、多分軽い脳震盪になったのだろうか?ちょっぴ記憶を失った。
転倒して「嗚呼っ、またやっちまった!!」と思って直ぐ立ち上がって(本人はそう思っているが、何秒かは横たわったままだったかも)雪まみれの身体を叩こうとしているところへ、見覚えはあるが名前の分からんオッサンが「大丈夫かい?」と。
立ち上がって、雪を払い落とそうとしてるのだから大丈夫なんだろうが、はっと周囲を見渡して「ここはどこ?」と考える自分。そして目の前の、名前の分からんオッサンは確かに見覚えがある。
ジワ~ッと頭のどこからか、「あっここはキロロ・スキー場だ」「あっこのオッサンは、嫁さんのお父さんだ」と記憶が湧き出て来る。ここへ来て、転倒のせいで短時間でも自分は記憶喪失になってると自覚する。
「記憶喪失でぇ~す」なんて心配事は云えないから、「熱いコーヒーでも飲んで、ちょっと休みますか」などと云って誤摩化し、外れたスキーを履き直しスタートハウスまでゆるゆる滑り降りる。
その最中も、嫁さんを見ては嗚呼っ自分の嫁だ。並走する義弟を見ては嗚呼っ義弟だ。と、ぬるま湯で氷が解けるような緩やかさで、現状認識と云うかここ数年の記憶と云うか…それが自分の脳髄に固着してくるような感覚。

その後、建物の中で30分くらい?そんな状態が続いて、ようやく復旧状態。PCのリスタートより時間がかかりますなぁ~

この、微妙に僅かな記憶喪失体験と云うのは、もちろん最初で最後…酒の飲み過ぎで別に一回だけあるか!?…
酒の飲み過ぎとは別に、生半可な技術や状態で無理すれば、この程度の事故にいつでも出会うと云う教訓。
スキーじゃなくても、自転車や歩いているだけでも…自分と周囲の状況の分析…なにも難しい事を考えるわけでなく、自分の今いる状態は安全か?と考えるだけの事。
交差点で一時停止、携帯電話を使いながら歩かない…等々、気を付けなくてはいけない事が沢山ある。
自転車は車道の左側通行だし、歩行者は歩道を、横並びになって歩いてもいけない。これら社会常識や通念を、自分勝手で守らないと、一時的では無い一生記憶を失う事故に遭いかねない。
自分勝手は、他人に迷惑掛けるだけでなく、自分の一生を左右しかねない一大事!!

自分自身を客観的に観る。これもある種の技術なのかも知れないな。

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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