国分寺 利休

今年最初のラーメン紀行。数年前から友人と、月一くらいのペースで行っているラーメン紀行。地元近くの、近年旨いラーメンやが増えていると云う東久留米・所沢近辺からはなれ、国分寺北口にある評判の高い利休へ行って来た。
この店も、最近多い「ラーメンもあるつけ麺屋さん」だが、偏っているという事は無い。つけ麺オンリーなどと馬鹿げた事を考えている店と比べれば、かなりまっとうな店だ。
マンションの一階の一隅にある店舗は、写真の通り「利休」と云う名前から連想されるシックな造り。店内も黒を基調に落ち着いた構えだ。必須の「女性客集客」のためのアイデアのように思える。野郎としたらラーメンが旨ければそれで良いのだか…

友人が、醤油を注文すると云うので自分は塩を券売機で購入。お初の店でも「チャーシューメン」を食べるのはいつもの事。
東京の塩ラーメンにしてはかなり透明度の高いスープ。表面には香味油だろうか? 適度な油が浮いている。
レンゲで一口、はっきり言って甘い。塩ラーメンと云う名にはふさわしくない甘さだ。塩っけをまるで感じない。健康を考えれば塩を感じないのは良い事かも知れないが、なにか物足りない。
ただし、出汁は充分にとれており「塩ラーメン」と思わず食べれば、これはこれで美味しい。
メンマも柔らかく、スープと違和感を感じない味付けだ。チャーシューは、一見パサパサッを感じさせる見かけだが、充分に脂は残っており旨い。
食券提出時、「麺は普通と中、どちらにしますか?」と聞かれ、普通と答えたが麺の量はいささか少なかった。
どうやら「普通」は女性客向きのよう。中が一般的な麺量であり、大盛りメニューがあっても問題ないと思う。

友人が注文した醤油らあめんは、一見味噌ラーメンののような色味。「むらさき」とも云う醤油の色でなく、茶色と云うか黄土色。レンゲでひと掬いスープをいただいたが、塩と同じように「醤油」らしくはなかった。
基本的に、塩と醤油ではスープそのものの材料が違うだろうから比較の対象ではない。だが、「利休」と云うこの店のカラーと云うか、塩も醤油もさのままの風味では使用しないと云う事か?
以上のような違和感と疑問も残ったが、どちらも大変美味しいラーメンだった。
近所にも欲しいなぁ?
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