@酒とラーメンの日々

日記みたいな独り言

つけめんshin.

つけめんshin.
先月末、惜しまれつつ超人気のつけめん店「六厘舎」が閉店した。
東京在住の人間としては「同じ都内ならいつでも行ける」「でもあの行列はご勘弁」と思いつつ、結局行けなかった。TVのニュースで見た六厘舎は住宅街の中にあり、近所からその人気を示す行列がクレームになる事も充分に理解できる立地だった。あれだけの評判を呼ぶ前に、代替地を検討するべきだったんだろうなぁとTVを見て思った。店を閉めるのは店主の勝手だが、通い詰めたファンには「ごめん」のひと言で済むものではない。地方からも通い詰めるようなファンを生んだ店は、その時点ですでに店主の店では無くなっている。「お客さんたちの店」なのだ。
ラーメン屋の閉店にまつわる、良い見本として東京・東池袋の「大勝軒」の例がある。あの店も多くのファンを持ち、店主の山岸氏は客に愛され、それでも年齢から来る問題ですったもんだの閉店劇を演じた。後味は良かったけれど、自分の店の客への影響力を甘く見ていた面は否めない。そういった面で、六厘舎の店主は「旨いラーメンを作れても人の気持ちは分からない」といったところか? 閉店と同時、仮店舗で良いから代わりの店をオープンするべきだったのだ。

そんな六厘舎で修行したと云う店主の店が、札幌にもある。元来、札幌ラーメンの舞台につけめんは似合わない…と、道産子は云う。長く札幌に通っているとその意味も分からなくはない。ようは「似合わない」のだな。
しかしまぁ、本店の六厘舎閉店の後、それに近いつけめんを食べるには最適かは判断できないが「つけめんshin.」で食べるのが良かろうと思い、今夏札幌滞在中に行ってみた。
つけめんshin._あつもり+チャーシュー
「あつもり+チャーシュー」です。
どこのつけ麺屋に行っても、ど?してつけ麺は盛りが良過ぎるのだろう? 若いあんちゃんたちが客の主体だから? 客層を見ている限りサラリーマンが多いし、数少ない若造達も「食欲魔人」と呼べるような強者は見かけない。
体格を見るだけで、体育会系ではないか細い奴らばかり。そんな連中に、つけめん300gはおごり過ぎじゃないかい?
ともかく、数十年昔「食欲魔人」と呼ばれ、三合炊きの炊飯器なら ひとりでペロッと平らげた自分としては「300g恐るるに足らず」でペロッと食べました。本店の六厘舎の味を知らないので、直接的な比較はできないものの、六厘舎が流行らせたと云われる「とんこつ+魚粉の魚介系」スープは世間に数多とあるので、それらと比較しても「そ?とう、ドロッと」したスープに旨味は充分。
どこかのブログで「味が濃すぎて、大量の麺を食べ尽くす前に飽きた」と宣う、ラーメン通の道産子の書き込みを読んだ事があるが、「そりゃぁ、柔過ぎるぜ」としか思えない。札幌ラーメンも五丈原の登場の頃から「こってり豚骨系」のスープが主流になって来てはいるが、元からの味はWスープでもトリプルスープでもない。味噌味のどちらかと云えば、あっさり系のスープが札幌ラーメンのスープなのだ。
近年のラーメンブームで何十軒か通ったのだろうが、つけめんshin.のスープが濃過ぎるなんて言っているようでは、まだまだラーメンスープを分かってないと云うしか無い。
ラーメンのスープは、実は「こってりしていてもあっさり」「あっさりしていてもこってり」とダシによって味の感じ方に時間差があり、最後まで食べてみて「ダメ」だった場合は「その時のその人には合わない」だけの事なのだ。その翌週や、あるいは3年後に食べてみたら同じ味なのにジャストミートなんて事もある。
結局、評価された店のラーメンが濃過ぎるあるいは薄過ぎる(聞いた事は無いが)と云った場合、今の自分に合わないだけと考えれば良い。それなのに、簡単に「不味い」と決めつけちゃう人が多い。悲しいね。

元から、そんなにつけ麺好きで何軒も通ったわけではないので、自分としても正確な評価ではない。それでも、かなり上位に「つけめんshin.」を入れても良い。食後、スープ割りにしたつけダレの味が薄くなっても変化しないのは、ダシ取りがしっかりしているからだろう。今回初めてなので「中華そば」は食べていないが、この店のふつうのラーメンもきっと旨いものだろう。今回は売り物のつけ麺を食したが、きっと次回ラーメンを食べに訪れたい、そう思わせるつけ麺店だった。

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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