麺屋清琉・中華そば

先日、梅雨明け後のクソ暑い最中チャリを走らせ久米川の評判店のラーメンを食べに行って来た。この地区では、上位にランクする「麺屋清琉」だ。
ただ、この店は人によってなのかその日の出来によるのか? ブログ等の評判を見ても評価が分かれる。
そもそもはつけ麺主流の店のようで、券売機の上の方はつけ麺メニューが並んでいる。でもそこはそれ、つけ麺を否定はしないが基本のラーメンそのものが旨くなければ意味が無いと思っているので、お初のこの日は「中華そば」を注文。あと、別の意味でその店のレベル・気構えが分かるチャーシューのトッピング追加。
カウンターのみ10席の店に8人目の客として入ったが、他の7人はつけ麺を注文のよう。つけ麺は他店と同じように太麺で茹で時間がかかるためか、前客のあとしばらく待たされ中華そばが提供された。
スープは、透明感のある豚骨魚介系で塩味のシンプルなもの。追加のトッピング以外もいたってシンプルで、スープの風味を邪魔しない。で、まずはレンゲでひと掬い。「しょっぱい!」
炎天下、輪行で一汗かいた身体にも塩気の強さを感じる。しかし、ふしぎな事に食べ進めると慣れて来たのは、塩の強さではなくダシ味だったか?
中太縮れ麺もスープと良く絡み、最後まで一気に食せた。ただ、追加トッピングのチャーシューに問題あり。赤みが多いロースのような部位を使用しているのか、中心部がパサパサで周辺の脂の旨い部分と遊離して食感はいまいち。スープの風味との合い口を考えると、このラーメンのトッピングに合うのは 醤油味のとろとろチャーシューか。煮玉子でも良いけどね。
次回注文するつもりのつけ麺を食べてからでないと、個人的にも断定はできないが、あと一歩自分の店のラーメンの全体的バランスを見直す事を店主に求めたい。悪くはないのに、バランスが狂ってるから食べる人によって評価がまちまちなのだ。「まちまち」な評価は「いまいち」よりも問題が多い。なぜならば、「旨い」と思っても次の機会は「不味いに」変わる可能性があるわけで、安定性の無い事は客とって非常に不利益だからだ。
東京都東村山市栄町2-5-8
営業時間 11:30?14:30、17:00?22:00(スープがなくなり次第終了)
定休日木曜日、座席数8席、喫煙不可
最寄り駅 西武新宿線「久米川駅」、徒歩3分、駐車場なし
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