招徳・純米にごり酒

普段、購入する酒にはひとつの基準がある。月桂冠だとか松竹梅、菊正宗や大関・黄桜などの大手酒造メーカーの酒は呑まない、と云う事だ。なぜって、それなりの金額を出さないと呑めたもんじゃないからさ。
そこへいくと、地方の地酒はそこそこの金額で(はずれも多いが)いろいろ楽しめる。ここ数年、そうした事から地方の知らない酒ばかり購入して来た。そうなると当然、酒処として有名な場所の酒からは遠ざかるわけで、伏見や灘の酒は買った事が無かった。そうした中で、ラベルのデザインに目を引かれ購入したのが伏見の「招徳・純米にごり酒」だ。
飲み口は、一般のにごり酒に多い乳酸発酵したような独特な酸味が無く、ざらつき感も少ないためサラッと呑める。この口当たりとラベルデザインからして、蔵元の社長か責任者は女性か? と思いググってみたら杜氏さんが女性のよう。写真から社長も結構若そうで、新規なものへチャレンジしている蔵元と受け取れる。そうした環境で作られたのが、この酒のようだ。
自己主張が強くなく、アルコール感も弱いので食中酒にぴったりか?
伏見の招徳? いままで見た事はあるのかも知れないが、覚えは無い。
日本酒は奥が深いなぁ
招徳酒造株式会社 京都府京都市伏見区舞台町16
原材料: 米(五百万石・日本晴)・米こうじ 精米歩合: 75% アルコール度数: 15度
日本酒度: -12 酸度: 1.7 アミノ酸度: 1.7
杜氏: 大塚真帆
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