@酒とラーメンの日々

≫2017年09月

らーめん空 in 札幌

麺や空_本店
よくぞ5丁目にこんな建物があったもんだ。
札幌では同業の"福来軒"以来の昭和バラック!

らーめん空_看板
営業時間は、ウィークデーは昼営業のみ。
他店と比較して比較的遅くまでだが、夜営業し無いのは仕事してる人の昼食を対象にしてる感じか?

L字カウンターのみの9席は、狸小路からすぐだから何時でもあっという間にふさがってしまう。
目の前の通の歩道は、比較的人通りが少ないので並ぶには迷惑が少なくて良いかな。

今回は、空港の新千歳店で食べる選択肢もあったが、どうせなら本店でとラーメンのためだけに駅前遠征。
2席空いていたので迷わず着席。
背中側がすぐ、開け放された戸口の風の通る席だったので尚の事ラッキー。
この時期のラーメンは絶対に大汗をかく。
店の奥に着席したら死ぬほどかく。

らーめん空_味噌チャーシュー麺
味噌チャーシュー麺を注文。
出来上がりまで5分ほど。
チャーシューの上におろし生姜が添えられた、さっぱり食べられそうなここ15年くらいの王道的味噌ラーメン。
味噌は香りに正体を現し、味としてはラーメン用によく熟成された"味噌臭くない"スープ。
啜りごたえのある適度な長さの麺が相まって、止めどなく口に収まっていく。
スーブに多少のトロミがあるので、麺によく絡み一層美味い。

もう20年くらいは年に数度、長期で札幌に滞在しその都度ラーメン店はリサーチしてきた。
それでも、このラーメン空を知ったのは結構最近だったりするから奥が深い。
買い物や色々、狸小路のこの辺を歩いていて空腹を感じた時、ここにするか赤星にするか?
はたまた喜来登にするか?
またまた悩ましい事態になってきた。
でもまぁ、夏場は辛そうな店なんで、次回は真冬に来たいものだ。

コクミンショクドウ in 札幌

店名から想像する話し、どんな店か色々想像してしまう。
バラックの食堂みたいな店とか・・・(^〜^;
行ってみてわかったことといえば、絶品ラーメンを出す店であり北区の人にはすでに馴染みの店かもしれない。
しかしまぁ、同じ札幌市内でも妻の実家の南区からだと大遠征になってしまう。

たかがラーメンされどラーメン、日中とくに大通り辺りはどこも渋滞が起きるだろうから丸山の方から時計回りの大回り!
カーナビが盛んに札幌中心地の創成川通を案内したがるのを無視して、学園都市線沿いにひた走る。
走行時間にして40分ほど、たどり着いたのは開放感があり風のよく通る郊外の住宅地。
この辺まで来ると、石狩市を通して海がもう近い雰囲気でもある。

コクミンショクドウ
札幌ではよく見かける、綺麗にリフォームされてる三軒長屋の真ん中の棟。
赤と黒を基調とした存在感のある店構え。
"コクミンショクドウ"と云う店名には、あまり似つかわしく無いが期待感は高まる。
店に向かって右隣の空き地が駐車場になっている。
お行儀よく止めれば10台分。
ただし、雑に止めれば6台ほど。
冬の場合は雪の堆積もあるだろうから、やはり同程度しか止められ無いかも。

店内はストレートのカウンターのみ。
通路そのまま真っ直ぐ先の奥まったところににトイレがあり、その手前のスペースに待合座席が用意されている。
行列ができた際は、先頭がズンズン奥に入って椅子に座り、順番が来ると戸口の方へ戻ってくる作り。
真夏もありがたいが、札幌の場合は真冬にこの構造のありがたさを感じそう。
おそらく10数人は寒い外で待たずに、中に入って待機することができる。

コクミンショクドウ_なま味しょうゆらーめんなま味しょうゆらーめん
味噌らーめんや濃い口系のメニューもあるが、この店のデフォは醤油系。
同行者たちがことごとく"なま味しょうゆらーめん"を注文したので、自分はもうひとつの店主イチオシの"白しょうゆらーめん"を注文。
コクミンショクドウ_メニュー

コクミンショクドウ_白しょうゆらーめん白しょうゆらーめん
薄めの醤油色したスープは"黄金"と例えている。
スープに透けて見える細縮れ麺の上に立体的なトッピング。
麩が1つのっている。
これはレンゲですくって啜るより、口の中で麩に染み込んだスープがじわっと染み出る事でより旨味を感じる。
そんな効果を狙ってる?

細縮れ麺はいかにも中華そばの麺。
東京なんか、昔はラーメンと言えばこの麺だった。
この麺は、すすって噛む、すすっては噛む。
咀嚼する都度に小麦の味わいが鼻腔へ漂ってくる。
舌と鼻で味わえる美味い麺だった。

透明感のあるスープは出汁の甘みが旨味となり、醤油とも塩とも例えられ無い上品でありあっさりしてるがコクが深い上作の出来。
醤油ラーメン専門を標榜する店でも、ここまで完成度の高いスープはあまり出会って無い。
旨い麺と旨いスープの一杯。
かなりの高得点を付けても良いわけだが、個人的な好みとして甘みを少し抑え塩気を強めに。
今のままだと、旨いけどちょっと甘すぎるなぁ〜
と云うのが感想となる。
これだけ出来が良いと胡椒なんて入れたくないのですよ。

次回があればの話だけれど、
味噌らーめんを食べて、それも上作だったら、間違いなく食べログでも星四つ以上の評価になるんだろう。
まだまだ試してみたいコクミンショクドウだった。

ラーメン ひなた in 札幌市澄川

直線距離ならば、自衛隊前駅からも澄川駅からも同程度の距離。
でもまぁ、大通の方からの地下鉄利用なら当然、車でも道路事情から角川の方から回った方が当然アクセスは良い。
距離は同程度でも、累積高低差に大差あり!
自衛隊前からだと"山越え"のようにいくつも峠を越える覚悟がいる。
澄川の辺り、どうやら台地の縁のような地形で谷が多く、丁度指を広げた掌を横切る感じ。
"澄川駅"からの方だと、指一本を縦に登る感じで割と楽なのだ。

自分の場合、ポタリング途中だったので自衛隊前駅の東側から回り込んで行こうとしたら・・・
いきなり崖のような上り坂に出会い、死ぬ思いで峠越え!
店のほぼ脇に当たる路地からアクセスしようとも思ったが、あまりに急な着だり坂だったので"急がば回れ"で更なる回り込み。
知ってはいたが、澄川の辺りはホント、凄まじい高低差がある。

ひなた、ベンチと灰皿
のらりくらりと行くはずが、到着したら大汗で、店前に僅かだが行列があったのはかえって嬉しかったりして。
汗が引く猶予を与えてもらった感じ。
喫煙者の自分には、灰皿が置いてあるのはさらに嬉しい。
喫煙者の皆さんは、列の人への配慮よろしく!

間口沿いにL字のカウンター、左手奥に四人掛けテーブルと二人掛けテーブルがそれぞれ一つずつ。
大家族じゃなければ対応できるかな?

味噌らーめんと自家製チャーシューのまかないめしを注文。
二品で〆て丁度1000円。
辛味噌もあるけれど、札幌の味噌ラーメンは普通ならデフォでちょい辛だから今回は普通にいってみた。
予想通りちょい辛系のスープに、黄色味の薄い札幌にあっては少し細麺。
普通麺て感じ?
ひなた_味噌ラーメン&自家製チャーシューのまかないめし

白髪と小口の二種類の葱とチャーシューの相性は良い。
ゆで玉が無いので、もう少し葱がトッピングされてたらもっと良い。
一杯のラーメンとしては、バランスすこしズレてる感じ。
味噌はやはり、スープとしては濃厚系なのでちょっと細いと感じる麺は負けてるように思う。

味としては味噌ラーメンの王道だけど、全体の量が少なめに感じるだとかトッピングの手薄さだとか、他の大人気店と比較してしまうと弱く見える。
多少の値上げは覚悟して、もやしもトッピングするとかテコ入れし無いと見劣り感は拭え無い。

らーめん逍遥亭 in 札幌

大通りから南へ1本、西5丁目のプレジデント松井ビルの地下の飲食店街にある。
札幌を訪れる度に、このビルの上のカイロプラクティックのお世話になりにやってくる。
以前からラーメン屋さんが地下にあることは知ってたが、この近辺だけでも評価の高い店が他にいくらでもあるので「とりあえずパス〜」って感じ?
そもそも、大通側にある切田製麺で食べるつもりが「従業員急病のため」の臨時休店。
んなタイミングもあったもんだ・・・!

逍遥亭_地上入り口
待ち合わせ時間の都合もあったので、他へ回るわけにも行かず前々からあることは知っていたこの店へ。
地下へ潜ると、狭い2本の通路に中小の飲食店が入居してる。
雰囲気からして観光客が食べに入る雰囲気ではない。

逍遥亭
逍遥亭は通路に面して細長く、奥行き二間弱で横に四間くらい。横に細長い店だ。
横方向に通路、L字カウンター、厨房と3本川になっている。
雰囲気からいくと、夕方以降は居酒屋ともバーとも言い難いが、サラリーマン相手に酒を出す店になる感じ。ラーメンも食べられるよぉ〜って感じにね。

ラーメンは普通のラーメン屋と同様のメニューである。
札幌でお初となれば大抵の場合は味噌を注文。
先客はサラリーマンで5時前から一杯やっている。
後からきた客もサラリーマンで一杯始める。
やはり"飲み屋"って呼ぶのが正しいか?

逍遥亭_味噌ラーメン
出来上がった味噌ラーメンは結構赤い。
唐辛子の赤さじゃないにしても"辛味噌系"な感じ。
麺は札幌じゃ一般的な中太縮れ麺。
少しポリポリ感のある細切りメンマと炙りチャーシューのトッピング。
固めの仕上がりのチャーシューがちょっと変わった食感か?

一見して多少の透明度があるスープは、以外とあっさりしている。
味噌に負けない出汁感はあるが、豚鶏にしろ"煮出す"というより"出汁取り"ってニュアンスの味わいだ。
今時流行りの特徴には薄いが、スルスル食べられる口当たりのラーメンだ。
〆の一杯としてのラーメンなんだね、きっと。

時間のない時には、すぐ地下に潜ってラーメン注文して、待ってる間にビールを1杯っつーのも楽しそう!

関ヶ原 by 原田眞人

関ヶ原
話題作を観てきた。
先週までは、主演の岡田准一や共演の平岳大、東出昌大が盛んにテレビ出演し宣伝してたっけ。
世間の評判はネットを通してもまだ聞いてないので、ここは自分個人の率直な感想を書いておく。

原田眞人監督作品としては5作品目か?
1作品目は「突入せよ!あさま山荘事件」
2作品目は「クライマーズ・ハイ」
3作品目は「駆け込み女と駆け出し男」
4作品目は「日本のいちばん長い日」
そして5作品目は今回の関ヶ原・・と調べていたら、なっなんと!
東宝の特撮「GUNHED」の監督もしてなさった!
1作品目はガンヘッドとなる。
DVDも持ってるのに忘れてたなぁ〜
近年の作品は、意図せずとも重厚な作品に仕上がる傾向はあるが、さすが28年前の作品ともなると監督も若いはずだ。

まぁ、そんなことはどうでも良いが、好きな作品順で行くと本作は3番目くらい。
それも仕方のない話、6時間で終わった戦いとは言え・・その前後を語ればはるかに遥かに長くなる話を2時間半の上映時間でも短すぎる。当たり前だね。
司馬遼太郎の原作があるとは言っても、史実を描ききるには映画の尺では全然足らない。
3時間にしても同じこと。
原田監督の脚本では映画サイズに収まりきれない。
端役の一人一人にまで、気の届く演出をしているからいくら時間があっても足りない。
演者の数だけ足し算なのだ。

それらの事を加味して考えても、本作は時代劇で久しぶりの快作か。
細かい部分だが気にはなった部分として、本作において三成は充分に魅力的な人物に見える事。
よって「なぜ家康に疎まれたのか?」
豊臣恩顧の清正や正則ら「朝鮮出兵組になぜ嫌われたのか?」
一般的に言われる、東軍へ寝返った諸侯らが出たのか?
理由を本作の中から見出すのが難しい。
特に幼少期から秀吉の元にいた清正や正則との確執が如何に発したか、原田脚本からは見いだせない。

本作はある種、関ヶ原に至る諸侯の人となり動向に詳しい"歴史好き"でないと着いていけない部分が沢山ありそう。
無責任ながら観る人任せの映画と思われる。

これだけ"いい人"に三成が描かれてしまうと、大阪冬の陣を前にした時、特に才のある清正など顔向けできる先があるのか?とも思ってしまう。
"原田光秀"に対して、一時の怒りで暴走した自分を恥じて入る穴もない人たちが多数いるのではないかと考えてしまう。

後世の人間が歴史上の人物に見出す魅力は個人様々だからしょうがない。
実在の三成が"原田三成"とも思わないが、熊本城を築き秀頼を迎え入れようと覚悟した清正の心意気は"原田三成"にあったのかもしれない。

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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