麺屋三四郎 in 鶴瀬

この麺屋三四郎は、4年前以前は札幌市中央区南8条西13丁目で営業していた。
はす迎えのスープカリー店、「奥芝商店」に行った際前を通りかかり「おっ、こんなところにラーメン屋が」と!
その日は完全にスープカリーの日だったので諦めて、そのうち行くぞと数年後・・・。
ようやく予定を立てて行ってみたら、なっなんと移転してしまった!
それも、本来の自分の地元からそう遠くない埼玉県の鶴瀬駅前近くに!
どっちの方が良かったのか?よく分からん。
聞くところに拠ると、
娘さん・・だったかな?の進学に合わせて一家揃って埼玉へ引っ越ししてきたらしい。
だから、マスターはもともとは札幌ないしは旭川の人なのかもしれ無い。
旭川ラーメンの名店「山頭火」で修行されて、札幌市内で店を出し・・・って事らしい。
旭川ラーメン四天王、「天金」「青葉」「梅光軒」「山頭火」の中で見るからに豚骨ラーメン色が強いのは山頭火。
まぁ「青葉」の場合、旭川ラーメン=醤油の王道を行っているのだが・・・。
山頭火は札幌市内にも支店が何軒もあるので、当然複数軒で食べていて基本の味はわかっている。
関東では「家系」の濃厚豚骨が有名だったりするが、北海道で濃厚豚骨を挙げるなら山頭火か?
新しい店では他にあるかもだが、古くからとなると代表は山頭火だと思う。
博多と横浜の中間くらいか?(大阪って事ではない)笑
"こっさり"系で、濃厚好きでもあっさり好きでも食べやすい濃度と言えるかも。
「三四郎」は山頭火とは、またちょっと違う。
山頭火と近いようでいて、それより更にあっさり系か?
今回食べた「Sio」では特に風味の違いを感じている。
ただ、麺は山頭火と同じなはずの旭川の「加藤ラーメン」製。
スープより、麺の方が山頭火に近いかも。

山頭火で出している、絶品「とろ肉らーめん」に対応するのが「限定豚とろチャーシュー」か?
「とろ肉」とは豚のほお肉の事。
「とろ」は「とろとろ」ではなく、マグロの「トロ」と同じと考えた方が良いのかな?
ともかく、トロトロとした肉質で一度食べるとクセになる。

食べに行ったこの日も、本来ならば「限定豚とろチャーシュー」に飛びつきたいところだった。
でもそこは、ぐっと我慢してお店の売れ線らしい「Sio豚骨」注文。
派手さは全くないが、オリジナリティを出しつつ「家から徒歩圏内にあったらなぁ」と羨ましい限りの満足の一杯!
彩りからも見るからに旨そう!
かなり自分の好みに合う。
写真は、味玉Sio豚骨に更に味玉トッピングを重ねた「味玉W」。
メンマもプラスしている。
デフォではこんなに載ってない事をお断りしておく。
ますや製麺 in 東久留米
まだ若かった頃、当時は交際中だった嫁さんが徳島の親戚の結婚式に親の代理で行くことになった。
徳島といえば香川の隣。
香川となれば讃岐うどん!
ならば結婚式後、向こうでおちあえばいいと、勢いだけで香川までうどんを食べに行った事がある。
一人旅での新幹線で4時間は結構辛いものがある。
とにかく座り続けだったので、お尻が痛くなったと記憶している。
在来線ならば時間が長くとも、乗り換えがあったり弁当を買いに歩いたり、変化があって楽な気がする。
新幹線だと途中下車もままならず、車中でメシを食うほどのインターバルもない。

「ますや製麺」のうどんは、見た目は讃岐、でもメニュー構成が半讃岐・・みたいな感じ。
と言うのも、「かま玉」「ぶっかけ」等が無く、武蔵野=東村山うどん典型の「肉汁」が主力だからだ。
うどん自体は見た目も食感も讃岐同様。
讃岐うどんと言ったって、お店ごとそれぞれであり、ますや製麺のうどんもその"それぞれ"の範疇に入れても間違いないように思う。

違うのは汁。
昆布に節とこだわりの6種類使いだが、風味が讃岐のそれと違う。
讃岐だとシンブルに、いりこ(煮干し)がガツンと旨味を主張していたと思う。
ただし、ここの"かけ""つけ"はそれぞれが微妙に調整されていて、甘みも塩味も効き方が違う。
つけ汁の方が多少甘みを強くしてるのが、結構好みに合っていた。

かけの方は、国産小麦の真っ白なうどん。
つけの方が2種類盛りになっていて、かけと同じ真っ白と茶か灰色か?皮を残して挽いたような、武蔵野うどんの地粉っぽい感じ。
白い方がつるっとした粉なの細かさを実感できる食感。
「はるゆたか」「春よ恋」だか、品種は判らないが、きれいに製粉され讃岐と変わらぬ白さがある。
灰がかってる方は表面にザラっとした感じがあり、いかにも地粉感満載。
つけ汁の上がりが良さそうな感じだ。
同じように打たれていても、温かいのと冷たいのではそれだけで食感が変わり食べ比べするのも楽しい。

開店からそれほどの月日でもないし、調理に油を大量に使うようなものもない。
だから店内はかなり綺麗な店だと思う。
綺麗なのだが、ちょっと残念に思ったのはクロス貼りの店内が味気ない事。
讃岐でも武蔵野でも良いけれど、もう少し情緒をもたせたインテリアであれば雰囲気も盛り上がるだろう。
まぁ、店には店の都合があるわけだから・・個人的な感想というやつだ。

こだわって独自路線のうどんを作り続けて欲しいお店のひとつ。
気分を変えたい時に訪れたい店のひとつになった。
徳島といえば香川の隣。
香川となれば讃岐うどん!
ならば結婚式後、向こうでおちあえばいいと、勢いだけで香川までうどんを食べに行った事がある。
一人旅での新幹線で4時間は結構辛いものがある。
とにかく座り続けだったので、お尻が痛くなったと記憶している。
在来線ならば時間が長くとも、乗り換えがあったり弁当を買いに歩いたり、変化があって楽な気がする。
新幹線だと途中下車もままならず、車中でメシを食うほどのインターバルもない。

「ますや製麺」のうどんは、見た目は讃岐、でもメニュー構成が半讃岐・・みたいな感じ。
と言うのも、「かま玉」「ぶっかけ」等が無く、武蔵野=東村山うどん典型の「肉汁」が主力だからだ。
うどん自体は見た目も食感も讃岐同様。
讃岐うどんと言ったって、お店ごとそれぞれであり、ますや製麺のうどんもその"それぞれ"の範疇に入れても間違いないように思う。

違うのは汁。
昆布に節とこだわりの6種類使いだが、風味が讃岐のそれと違う。
讃岐だとシンブルに、いりこ(煮干し)がガツンと旨味を主張していたと思う。
ただし、ここの"かけ""つけ"はそれぞれが微妙に調整されていて、甘みも塩味も効き方が違う。
つけ汁の方が多少甘みを強くしてるのが、結構好みに合っていた。

かけの方は、国産小麦の真っ白なうどん。
つけの方が2種類盛りになっていて、かけと同じ真っ白と茶か灰色か?皮を残して挽いたような、武蔵野うどんの地粉っぽい感じ。
白い方がつるっとした粉なの細かさを実感できる食感。
「はるゆたか」「春よ恋」だか、品種は判らないが、きれいに製粉され讃岐と変わらぬ白さがある。
灰がかってる方は表面にザラっとした感じがあり、いかにも地粉感満載。
つけ汁の上がりが良さそうな感じだ。
同じように打たれていても、温かいのと冷たいのではそれだけで食感が変わり食べ比べするのも楽しい。

開店からそれほどの月日でもないし、調理に油を大量に使うようなものもない。
だから店内はかなり綺麗な店だと思う。
綺麗なのだが、ちょっと残念に思ったのはクロス貼りの店内が味気ない事。
讃岐でも武蔵野でも良いけれど、もう少し情緒をもたせたインテリアであれば雰囲気も盛り上がるだろう。
まぁ、店には店の都合があるわけだから・・個人的な感想というやつだ。

こだわって独自路線のうどんを作り続けて欲しいお店のひとつ。
気分を変えたい時に訪れたい店のひとつになった。