@酒とラーメンの日々

≫2016年06月

滝野川大勝軒 in 東池袋

滝野川大勝軒
後継争いと言って良いのか?「直系」と云うことでは少々もめた大勝軒の、ある意味「直系」と言える店に行ってきた。

この店は「滝野川」とあるように、元は別の地にあったものを移転してきたという。
大勝軒の大将、山岸氏が晩年店番のように玄関脇に座っていたのがこの店か・・・?
店内にその旨を張り紙にしている。
▼こちらは山岸氏の色紙
滝野川大勝軒_山岸氏の色紙
「大勝軒」の名を掲げ営業している山岸氏の弟子からすれば、誰もが一番弟子と思っているのだろう。
だから後継争いなどが起きる。
山岸氏も、弟子の誰もが可愛い存在だろうからなかなかそれを決められなかっただろう。
まぁそれにしても、そんなことは客からすればどーでも良いことであり、美味いラーメンを食わせてくれりゃそれでいい。

つけ麺ではなくラーメンを食べることは前提として、最初からラーメン(小)を注文・・つーか、食券を購入。
大勝軒系は盛りが良いのも有名だ。
連れ合いと(結果)シェアすることになった、トッピングメンマを追加した。
別の小丼に山々と盛られたメンマ!・・ししまった!写真がないっ(泣
食い意地張って撮影を忘れたっ!
300円したが、価格以上のボリュームで大満足つーか食べきれない。
ラーメンに(小)があるのなら、メンマにも(小)を作ってくださいっ!

山岸氏がまだまだ元気、再開発で店の立ち退きが話題になっていた頃から「大勝軒」の大盛りはつとに有名。
ここでの並が、他店での大盛りつー図式は大勝軒が始まりか。
二郎の出る幕ではないな。
滝野川大勝軒_ラーメン(小)
予定通りの「ラーメン(小)」は、やはり他店での並盛り。
少なめの店より多いかもしれない。
デフォでのトッピングも充実してるから、他店での大盛りに匹敵するかも。
トッヒングを2品追加したら、確実に2人前のラーメンとなる。

予想していたけれど、やはりスープが濃い。
こってりと云うかなんと云うか・・・。
隠しもせず厨房の客から見える棚に「業務用化学調味料グルエース」の箱が仕舞われている。
化調は確実に使用されているが、節度ある量ゆえか舌にビリビリ来るようなスープではない。
かと云って、塩気の強すぎる感じもない。
単純に、この日はスープ割りの仕方が濃すぎるだけか?

麺は太麺、食べ応えあり。
ただし、スープの濃さであまり小麦は感じない。この日だけの話し?
チャーシューは悪く言えばパサパサ系、それでもスープと絡みやすいので浸々にしてから食べると美味しくなる。
メンマも最初から盛りが良いから、メンマ好きの人はともかくトッピングを考えるなら他のものにした方が良い。

滝野川大勝軒_店内

あくまでも好みの話しだが、化調の量を減らしてもう少しだけあっさりさせたら結構自分の好みの味に近い。
この店が跡目と認められるかはともかくとして、せっかく山岸氏が最後を託した店だから今後も長く続けて欲しいなぁ〜というところ。

クラフトビール・タップ

クラフトビール・タップ
新宿東口の近所には「ライオン」や「ダブリナーズ」もあるが、どちらも一長一短。パブと言いつつPubとは認知しずらい。
ヨーロッパの都会部ならば、いろいろなバリエーションの店もあるだろうから、イギリスの、ベルギーの、あるいはドイツや東欧のビールが飲みたいと思えば"店を選べ良い"と云うことだろうと思う。
日本のビールのレベルの高さは国際的に見ても認知されている。が、バリエーションが無いんだよ。
ラガーばかりで他が無い。
ラガーいくら美味くても、エールやスタウト、ヴァイツェン等々がなければすぐに飽きる。
気分に合わせて、気分を変えてと云うことができ無い。
日本のビールもおよそガラパゴス。
独自進化しただけで、バリエーションの発展がなかった。
ドライビールの弊害ってやつか?

なぜラガーだけじゃ駄目か?
同じ醸造酒の日本酒だって、本醸造から吟醸・純米とあり「どぶろく」みたいなものも普通に流通してるんだから、ビールだけ一種類しか無いなんておかしな話なのだ。
新宿東口近所の「ライオン」や「ダブリナーズ」。
前者は自社製品の一部しか扱わ無いし、後者もエール系があるにはあるが種類に乏しい。
店のスタイル的には「ダブリナーズ」が好きなんですがね。英国風Pubスタイルでね。

クラフトビール・タップ_店内
ここ「クラフトビール・タップ」は希少なヨーロッパ系ビールの専門店。
都内、山手線圏内ならば同様の店は何軒もあるが、それでも少ない。
写真でも見えるが、店の玄関前に今風にアルミ製だがデッカイ生ビールの樽が並んでいる。
ヨーロッパから直輸入か?
種類としては20種類ちょっと?グラス販売しているのは多分全て生。
これだけの数のヨーロッパ系樽生を揃えている店はあまり見かけない。
他では小樽で半ダース以下あればよし。たいていの場合、瓶ビールの揃えだけだ。

価格帯はグラス販売の「生」がリーズナブル。
とは言いつつ、決して安威訳ではなく、いろいろ種類を飲む場合に「量がちょうど良い」ということ。
グラスの場合、内容量(目分量で)250cc前後で700円前後。
瓶(330cc)では1300円前後が並ぶから、比較の問題としてグラスの方が割安感があるか・・・?

クラフトビール・タップ_パイクIPA
スタートはアメリカの「パイクIPA」から。
キリッと強いホップで口と胃を引き締める。
よくビールを「苦い」と言い例えるが、良質のホップは決して苦くない。
渋いのとも違うし、例える言葉が日本語の語彙にはないような味なのだ。
「苦い=毒」という人間の本能とは違う味覚だから、最初は苦手でも時期に慣れてはまってしまうのがホップの魔法。
ビールの発祥は古代エジプトというが、ホップが使用されるようになったのはずっと後世のこと。
ホップの効いてないビールを飲んでたエジプト人がかわいそう(笑

ともかく、日本のビールとは全く別物のヨーロッパ系は銘柄ごとに全く違う風味を持っていて、選ぶのが楽しくて仕方ない。
次に頼むビールの風味を想像しながら料理の方も注文する。
この店の強みはビールの種類の多さだが、弱点は料理の方か。
バリエーションが少ないことと、一品ずつ他店と比較すると質的に劣って見える。
悪かないが、もうちょっと語だわっても良いかな。
ソーセージが高いのと、フィッシュ&チップスのフィッシュがちょっと小さくて食べ応えがない。
エダマメペペロンチーノというメニューがあったが、サヤ付きのままだから指が油まみれで食べにくいし、そのサヤが丸焦げで風味が悪い。
この辺に調理のこだわりのなさ、荒っぽいところが出てるかもしれない。
クラフトビール・タップ_スペアリブ
唯一「美味い」と声にできたのは、店お勧めの食べるべき一品の「ポークスペアリブ〜アラジン仕立て〜」だけ。一本680円でちょっと高い。
もちろん全ての料理を食べた訳ではないが・・・

ともかくのともかく、日頃ビール好きを自認しているが「エールとかはあまり飲んだことがない」という人は、是非とも行ってみてほしい。

麺屋彩未 in 札幌 《改訂版》

豪雪の晩旧店舗
2010年の話し。
以前から、一度は入りたいと思って、気がついたら行列店になり行きそびれていた「麺屋彩未」に行った。
季節は2月、大雪のなか多少は人も少ないか? と狙ったわけだ。
予想通りか、夕方6時半と云う時間に関わらず待ちの先客は2組。
駐車場から店舗までの、1分とから無い距離で頭から肩まで白くなる雪の日にそれでも待ちが居るのはある意味驚異!
雪を払いつつ待つ事しばしでカウンター席へ。

すみれからの銘板

この日は、チャーシュー麺が売り切れのため普通に味噌ラーメンを注文。
味噌ラーメン

感想のみで書いていくと、スープは絶品!! 内容から、すみれの流れを継承しているよう。
それを示す看板が店内にもある。
すみれ系の特徴のラードが多用されたスープは熱々で、もやし等の炒め野菜の甘味と味噌の辛味が絶妙にマッチしている。味噌ラーメンのスープとしては、過去最高の旨さかも。
本家のすみれを軽く一またぎ!!
札幌の味噌ラーメンでは「白樺山荘」のファンだったが、ここをも超えたNo,1かも知れない。

ただ、何事にも完璧というものは無く、同行者も認めるのが麺の量の少なさ。
女性客でももの足らないと思わせるくらい少ない。
一般男性には大盛りでも少なめで、2杯くらいぺろりといけてしまうかも。
この点からは、700円と云う値段が高いか? 普通か? びみょ?なラインとなって来る。
あと自分の好みとしては、札幌ラーメン特有のたまご麺は当たり前に良いとして、細縮れ麺では麺の存在感が弱い。
「食べたぁ」感を残すには、他店で良く見かける中細麺くらいが適当だろう。
ともかく、スープのデキは最高だし、脂の少ないチャーシューは脂っ気の多いスープとかえってマッチする。
ギトギト脂のチャーシューでは、何を食べているのか分からなくなる。
====================================================
彩未はあらゆるところで評判が高い。
だから行列が無いことが不思議なくらい。
しかし、新店舗となってからはその長蛇の列がさらに伸び、下手すりゃ1時間待ちもありそう。
シーズンの休日の昼間は特にダメだ。
警備員の誘導が入るくらいだ。
今後、彩未のラーメンを食べることはできるのだろうか?
大好きなラーメンなんだけどなぁから

新店舗を建てたからには"新機軸"として何か改革があったかもしれない。
その中にあるとは思わないが、麺の太さを選べたりするともっと楽しいなぁ、と思った。

MORE »

生シシャモ by カネダイ大野商店

一昨年、2014年の11月の頭に嫁さんの母親と弟と四人で、小旅行として新冠温泉まで行った。
その際に立ち寄ったのが、鵡川のカネダイ大野商店。
ここでは"季節限定"の"生シシャモ"を食べることができる。

スーパーで売っているものの半分は"代替"のカペリンだし、本物であっても完全に乾燥された干物だったりしてなかなか"半生"ですら出会う機会は少ない。あっても高いか。

シシャモは北海道一部地域の太平洋沿岸にしか生息しない。
苫小牧の東、鵡川はその恩恵にあずかる数少ない漁港のひとつ。
とは言いつつも、漁期は毎年10月から11月いっぱいの2ヶ月間に限られ、当地でも生を食べられるのは当然その期間のみとなる。

新冠温泉行はほんとたまたま、シシャモのことなど意識せず日程を立て、札幌からの行き帰りで何か観光は無いかと調べていたら出会った偶然。大変に運が良かった。
カネダイ大野商店に到着したのは午前中も11時前。さすがにウィークデー、空いている。
ただしこの手の観光地で、ぼやぼすると湧いて出て来るのはオッさんオバさんだ。
過去何度もそうしたシーンに出会っているが、「人が増えたな」と思った次の瞬間には、オジオバだらけらなっている。
こうなるともう落ち着いて食べてる雰囲気じゃなくなる。

半干しシシャモ
とっとと券売機で食べたいものの食券購入・・・本題に行く前に注釈。
変わっていなければ食堂玄関のすぐ脇、北国独特の風除室内に券売機がある。
この機械、柱の前という設置場所と向きが悪く、列ができると人通りがせき止められ食堂の出入りに支障が。
だから、人が増え始めた2度目以降、人の通行を阻害し無いよう柱を避けて並んでいたら、その柱によってできた隙間に横入りのおっさんが・・・!お前は中国人か?
文句を言うと「店の人にそこへ並べと言われた」と。
おっさんの並んだ向きだと、列が増えた時には玄関をとぐろを巻いて横切り人の出入りを塞ぐだろう。
こっちは、それを避けるため外へ出る形となり、券売機から少し離れるとはいえ向きを変えてるんだよ。
少し離れて外にるということで、こちらが並んで無いと解釈する、店員が言うから玄関を塞いで良い、そう曲解してるんだな。
横入りの言い訳としちゃ小学生レベルだ。
こっちが、理由もなく突っ立てると思ったのか?並んでるんです。

店員・・と言っても地元のおばちゃんだ。必ず正しいことを言うとは限ら無い。
自分らが並んだことの無い人は、店員であろうと「店の決め事は客にとって不都合の場合がある」事に気がつか無い。
この場合、店の言う通りに並ぶと上記したように玄関は大混乱になる。
そうなると分かっているから、結果外へ出て行く形の列になるにしても列の向きをコントロールした。
本来は店員が、シミュレーションして列をコントロールするなり券売機の位置と向きを考え直さなければいけ無いはずなのだ。
店員のおばちゃんたちも含め年配諸氏!もっと頭を使おう。

シシャモ寿司とシシャモ汁シシャモ寿司とシシャモ汁
生のシシャモを食べるのは、正真正銘初めての事。食べる機会は普通ないよね。
ただし、実際食べてみて、それほどのありがたみはなかった。残念!
シシャモが悪いわけでは無い、握りが悪いわけでもない。
理由はおそらく「生」だから。
淡白な魚なんだろう。生のままだと。
やはり干した方が旨味が凝縮し、シシャモ食べたぁ〜と言う実感がある。
半干しの方のシシャモは、ホットプレートで焼く形式を店は取っているが、これも失敗かな。
直火と違って時間がかかり、時間がかかるから水気が出てきてベシャベシャになりちょっとだけがっかりする事に。
やはりここは、小型の七輪に少量の隅で炙って食べた方が数倍美味くなる。

シシャモの地元で、生をそのまま食べる事ができる。からと言って、必ずしも美味しい食べ方を知ってるわけじゃ無いって事。
ホットプレート使用と言うのは、何か後始末を楽にしたい。七輪だと火の始末が危ない・・・とかそんな理由か?
美味しものを美味しく食べるための手間を惜しんじゃダメだよなぁ〜
せっかく良い食材があるのだから、食べ方にももっとこだわって欲しいところだ。

まんさくの花「美郷」純米吟醸生原酒 by 日の丸醸造

まんさくの花「美郷」純米吟醸
裏ラベルから
「多くの方がラベルを見て、「なんだこれは?」と思って今この説明書きを読んでいると思います。
このお酒は秋田県の「美郷錦」という酒米で醸しました。酒米のスーパーエリート「山田錦」「美山錦」を両親に持ち、平成14年秋田県に彗星のごとく登場。無限の可能性を秘めながらも、栽培が非常に難しく現在では希少米となってしまった酒米です。
「もっと多くの人にこのお米の良さを知ってもらいたい!」その思いで一際目を引くデザインボトルを作りました。上から順に「日の出」「まんさくの花」「水」をアイコニックに表現したものです。
さぁ、ようこそ、美郷錦の世界へ。」

「美郷錦」なる品種があること自体が初耳ではあるが、この「美郷」2016の美味さに舌を巻いた。
純米吟醸の生原酒、どの温度帯が最適なのか?
今回は購入時に冷蔵庫に入っていたものを、買い物の都合で30分以上は常温のまま背中のリュックの中に。
多少温くなってしまったものを、自宅の冷蔵庫で5時間少々。
節電の意味もあって、ギリギリまで温度を上げている冷蔵庫だからキンキンになんか冷えない。
まぁビールにとってギリギリの温度か?
それくらいの温度帯で飲む「美郷」2016は、どの国のどの時期の最上のワインを持ってきても、その美味さが敵わないばかりか飲む前から逃げ出すぜ!

わすがな酸味の向こう側から、上品な甘みが舌の表面をサラッと撫でるように流れやがてそれが定着していく。
雑味は一切なく、旨味だけがじわ〜っと舌に染み入っていく感じ。
完璧まであと1歩!98%の出来というやつか。
このデキにあっとちょっとの酸味が残っていれば99%。
残りの1%は、冷やし具合だからそれはもう酒のせいではない。
あと一歩まで、と例えても構わないくらいに美味い!

「美郷」2016は、ビールに丁度良い温度よりさらに冷やした方が良い。
5度近くまで冷やしてかなり美味いはず。
温度が高いと甘みを強く感じすぎ、結果多少バランスが崩れる。
今年のデキは・・って事なんだろうけど、バランスを考えるとあとちょっとだけ酸味が欲しい。
だが足りないのはその"わずかな"酸味だけ。
足りないと思う部分は飲み手が工夫するのだ。
好みはそれぞれなのだから。

 | HOME | 

アクセスカウンター


ブログ内検索


最近の記事


カテゴリー


天気予報


-天気予報コム- -FC2-

月別アーカイブ


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


プロフィール

@zephyr

Author:@zephyr
日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


リンク

このブログをリンクに追加する