@酒とラーメンの日々

≫2015年01月

越乃かぎろひ 千壽

越乃かぎろひ_千壽
「越乃かぎろひ 千壽」
新潟県長岡市は朝日酒造の純米吟醸酒。

純米吟醸らしい、ドライさと米の甘みのバランスが良い。
メーカーはぬる燗あるいは冷やを推奨しているが、冷やで飲むのが一番と思える。
吟醸香は薄く雑味はない。
口当たりは軽いが舌に残る甘みが濃厚さの片鱗を示していて、米と水の良さを保証しているように思う。

「千壽」と云っても、有名な久⚪︎田のモノほど価格は高くないが、味の方は遥かに良くできてる。
この銘柄には、さらにお手頃な「百壽」もあるから、いずれそちらも試してみたい。

八海山 しぼりたて原酒「越後で候」

八海山_しぼりたて原酒_越後で候
八海山 しぼりたて原酒「越後で候 青ラベル」

生酒らしい甘酸っぱい口当たり。
醸造アルコール添加で度数は19度、濃厚さも手伝って結構ガツンと利く酒だ。

個人的には、八海山というと吟醸酒を想像してしまう。
かれこれ30年くらい前、本格的に日本酒を飲みだした頃。
とある居酒屋で飲んだのがここの大吟醸。
その頃は日本酒つーと「臭い」イメージ。
が、ここの大吟醸の癖のないサラッとした軽快な口当たりに目から鱗。
以来、ポン酒に目覚めたってわけ。
とは言いつつ大吟醸、高いっす・・・!

思うに八海山。
ポン酒ブームの火付けと言って良い。
ただしこの蔵元は決して大きいほうではなかったはず。
聞いたところでは「地元流通で終わってしまう」とも。
なのになぜ、東京にまで流通してたのだろう?
現在では獺祭あたりにもその疑問。
獺祭は、ブームに乗って大規模に蔵を広げたと聞くけれど、品質を維持したままそんなに量を増やせるの?
ちょっとした疑問がフツフツと・・・
まぁ、旨きゃ良いんだけどね。

龍力 大吟醸「米のささやき」

龍力・大吟醸_米のささやき
大吟醸龍力「米のささやき」

兵庫県姫路市の本田商店の代表銘柄。
年2回ある吟醸酒の会はもちろん、熟成古酒でもお世話になってたかな?
蔵人に面が割れているほどの馴染みではないが、何かと飲む機会は多い。
でも、自宅で飲むのは今回が初めて。

本田商店は、県内産の米にこだわっている。
お隣、岡山県産の米を使用している銘柄もあるようだが、この「米のささやき」は兵庫県産特A地区の山田錦100%使用だ。
昔で云うところの「播州産」という事だろうか。

醸造アルコール添加の所為と云うだけではなく、この酒そのものが吟醸酒ということで全体的に香りが軽く・・軽くといっても微香なだけで爽やかな吟醸香は香る。
舌先のちょっと上に残る酸味は、同時に感ずるほのかな甘みより余韻を続ける。
全体的に滑らかに喉を通る旨さは「さすが龍力!」

自宅の台所は構造上の問題で、特に暖房を入れなければこの季節は終日10度前後の室温となる。
米のささやきのラベルには10度前後(厳密に言えば8度)の冷やで、とあるのでそのまま常温で保存。
煮炊きをすれば必然的に室温は上がるが、短時間のこと、箱入りの酒までは影響はない。
そのまま置きっぱなしで3日間に分けて飲んでみた。
蔵元としては「開封後はお早めに」とはあるが・・・
封の開けたては若干風味は軽いが、かといって3日後に酸化が進んで悪くなっているかといえばそんなでもない。
決して安くないこの酒は、一晩限りで飲みきるにはもったいないもの。
3日経ってこの風味なら、かえって残して置いておいて、もありかな。
わずかな味の変化は「コク」につながり、それはそれで旨い。
蔵元は勧めないかもしれないが、そんな感想の酒だった。

賀茂鶴 純米吟醸「喝采の刻」

賀茂鶴_純米吟醸_喝采の刻
賀茂鶴の純米吟醸「喝采の刻」

広島県の酒は「賀茂泉」をよく飲んだ。
調べてみると、同じ東広島市内の隣町同士みたいな位置関係で賀茂鶴はある。
蔵のある「西条町」付近の古名が「賀茂」であり、両者ともその古名にちなんだ蔵名になっているようだ。

吟醸香は薄めで口当たりは淡麗。
甘み酸味とも薄く、非常にさっぱりとして口当たりが良い。
今時の吟醸酒なら、もっと香の強いものが多いようだが、そういった意味では昔ながらの吟醸酒、と言った感じ。
度数は一般的なのにこの飲みやすさだと、くいくいイケすぎで四合瓶があっという間に空いてしまいそうで怖い(・_・).....

會津ほまれ「喜多方名水仕込」純米酒

會津ほまれ_喜多方名水仕込
會津ほまれ「華吹雪仕込純米酒」

以前にも會津ほまれの事を書いたか?
どうも、忘れているのでまた書くと、
會津ほまれの「ほまれ酒造」は嫁さんの母方の親戚筋に当たる。
近年、複数のTV番組のレギュラーてせ活躍するフリーアナウンサーの唐橋ユミは嫁さんの再従姉妹に当たる。
って事は、ほまれ酒造の経営は唐橋家が担っているということ。

まぁ、そんなことはどうでも良いのだが、この會津ほまれは結構全国的だと思うしご当地喜多方でも大きい蔵のほうだと思う。
ところが、東京のうちの近所ではなかなか置いてる店がない。
昨今のこと、ネット通販すれば簡単ではあるが、それはそれで面倒でもある。
で、たまたま手に入ったので、早速のこと味見の一献。

「喜多方名水仕込」とある。
喜多方ならば、磐梯山の伏流水で間違いない。
しかしながら、どこの蔵だって仕込み水にはこだわっているはずだから特筆するものでもない。
この純米酒の見るべきところは、酒米としてメジャーではない「華吹雪」を100%使用しているということ。
この華吹雪は、主に青森県で産する酒造好適米で産してから約28年。これから一般的に見かけるようになる品種か・・・。
ただし、米を半分あるいは半分以上研く吟醸系の酒には向かないというから、米粒の胚乳部の構造が、
吟醸によく使われる米とは違うということか?
50%も米を磨くと、芯央の本当に濃く澱粉が沈着した部分のみになるという。
逆に言うと、吟醸酒用の米は胚乳の内外ではそれに違いがあるということか?
研いて芯央だけにすると非常に純度が高まるということ。
だから端麗さが際立つ吟醸酒になる。
こう考えると「華吹雪」の胚乳は、ムラがなく一様な構造であり、研き過ぎない純米酒に向いているということか?

上記はあくまでも素人の推論だが、純度の低めな酒米の作用として純米酒は「コクがある」と云い「甘味」のほか「酸味」を強く感ずる。
この場合「酸味」には胚乳の純度の低さからくる雑味も混じってるはずで、純米酒の特徴である強い甘味によって酸味ごと中和されているのだろう。
「甘味」「酸味」「雑味」が混じり合いバランスが取れたところが、純米酒の旨みなのかもしれない。
結局、素人は飲んで評価するしかない。

この「華吹雪仕込純米酒」は、いわゆる昔から純米酒と呼ばれる酒よりも口当たりは軽い。
甘味と酸味がバランス良く整っていて端麗さも感じる。
現代的な純米酒というのか、食事にもそのまま酒をじっくり飲むにも良い。
近年、麹のせいか酵母のせいか、甘くなりすぎた吟醸酒に遜色ない端麗な純米酒だ。

嫁さんの親戚筋だからと持ち上げるわけではないが、もっと東京の田舎でも入手できるよう流通を頑張って欲しいなぁ〜
また飲みたい酒だった。

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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