@酒とラーメンの日々

≫2013年05月

人気一 純米吟醸

人気一 純米吟醸
「福島県の小さな蔵…」と云う裏ラベルの謳い文句に興味を持って、ネットで検索してみたら、そんなに小さな蔵でもない。そもそも株式会社だからね。
ただまぁ、小さい蔵だとしても、同じく「小さい」と謳う「獺祭」の旭酒造も、家族経営と云っていたと思ったが思いのほか大きい酒蔵のように思う。そうでないと、最近の全国展開はあり得ないでしょう。

…ともかく、Googleマップで調べてみると、小さくはないかも知れないが二本松市の郊外の畑の真ん中、そんな立地のようだ。
古式の製法にこだわっていると云いつつ「モダン×伝統」を旨とするそうだから、ちょっとわけが分からないかも…製法が古式でラベルはモダンなのねん…

古式と云っても、吟醸酒しか造らないのがポリシーと云う事で、今回買ったのも純米吟醸酒。蔵元の代表酒のようだ。
香りは微かだが、いかにもな吟醸香。
口あたりは角が無くいたって柔らかだが、口中の僅かな部分で雑味を感じるのが残念。
表示からすると、冷やから常温くらいが一番の飲み頃らしいが、自分の好みとしてはかなり冷やして飲むのが好みの酒と云えそう。
妙なところを気に入ったような感じだが、瓶が良い。今時普通の捩じ込みのフタではなく一升瓶では今も当たり前な押し込み栓になっている。
これならば後々、ラベルを剥がし小分け用の瓶として重宝しそう。
蔵元には申し訳ないが、気に入ったのはそこなのだ。

東京とんこつら〜めん龍

東京とんこつら〜めん龍(柳沢)
青梅街道沿い、西武新宿線西武柳沢駅が最寄りのこの店、小平や井草の支店は食べログには載っていてもここだけ掲載されていなかった。系列ではないから?店名はまったくいっしょなんだけどね。

まぁそれはともかくとして、数軒脇に一八亭と云うラーメン専門店があり、そちらには何度か行った事がある。
最初に行ったのはもう7〜8年は前?日本人の普通の兄ちゃんがやってたように思うが、数年空けて行ってみた時には中東系を思わせる…と云っても、アメリカかも知れないし、良く判らんと云う事ですが…中背のがっしり系の外国人が店に立っていた。
ラーメン屋の厨房に外国人!数年前から千歳烏山だっけ?あっちの方に米国人店主経営のアイバンラーメンと云う店も評判だし、まぁ珍しい事でもないのだろう。
店主が変わったかどうかは知らないが、一八亭は外人さんになってからラーメンの内容がガラッと変わったように思う。
以前も今も「そこそこ」と云うのが正直な話しで、リピーターになるほどではなかったと記憶する。

で、一八亭を知ったのと同じ頃からあった「東京とんこつら〜めん龍」は、いつかは一度…と思いつつ年月経ってようやく訪問。
外観はトタン張りにしたり古材らしいのを使ったり、今時風なオシャレな造り。内部も船舶用の照明等パーツを用いて雰囲気は出している…ラーメン店とは関係ないものだが。
券売機制では無いので、カウンターのみの座席に着席してからメニューから選んで注文する。
東京とんこつら~めん、龍ら~めん 、ドラゴンら~めん 750円、つけ麺、あぶらそば…メニュー数は少なく、ラーメな専門店の王道的な揃え方。
ドラゴンら~めん内容を想像し難いが、あとは名前だけでどんなラーメンか想像つく。
おそらくは「全部載せ」系であろう、店名を冠した「龍ら~めん」を注文する。
客は自分ひとりだけだったので、すぐに調理に入り待つ事3分程度、想像通りのラーメンが提供される。
龍ら〜めん
「とんこつ…」と云うので白濁スープを想像していたが、反して半濁の醤油を思わせるスープ。
味も、とんこつ風味よりマルチスープ的、トリガラらしい旨味も感じられた。
博多系のとんこつのようなあっさりさっぱりではなく、強めにとられたトリガラ的コクが前面に出た、他では食べた記憶の無い風味。化調っぽい味がこの風味を作っているような気もする。
中太麺はスープとの絡みも良く、ホロホロ過ぎない薄切りの炙りチャーシューも悪くない。
メンマも柔らかで、どんぶり全体のバランスも悪くない。
悪くないけど、やはり個性と云うほどの特徴が無いか…客が少ないのは、この決定打の無さなのか?

おそらくこの店は、夕方よりも昼のランチタイムの方が混むかも知れない。
学生向けのメニューもあるし、店前の青梅街道はトラック・ダンプ等業務車が多い上に路駐がきくほど道が広い。
きっと、入れ替わり立ち替わりで車が止まるだろうなと想像できる。
抜きん出たものがない代わり、丼ものと合わせればボリュームのある飯にはなる。
混まない事が却って「ご飯屋さん」と捉えるにはちょうど良いかも。
自宅から近ければ、たまに食べに行くんだがなぁ〜

東京豚骨ラーメン屯ちん亭

東京豚骨ラーメン屯ちん亭 煮玉子ラーメン
東京豚骨 煮玉子ラーメン750円也。
ベースとなる東京豚骨ラーメンに煮玉子がプラスされたと云う事ですな。
って事は、東京豚骨ラーメンには玉子が載ってない!ちょっと寂しい!

「東京豚骨ラーメン屯ちん亭」は池袋発祥で、東京豚骨ラーメン創始の店らしい。
この店を知るまで、んな事はちっとも知らんかった!
つい先日も、同じ「東京豚骨」を謳う別のチェーン店で食べてみたが、ここの系列も含めて東京豚骨ラーメンと云うのは、博多のようにいかにも豚骨!と云う感じではなく、あくまでもスープベースのひとつくらいの感じでその風味が全面には出て来ないものらしい。

スープ、麺とも並盛りで量的にはちょうど良かった。少なくもなく多くもない量と云えるか?
麺に関しては大盛り無料らしいが、一杯のラーメンとしてはそこまで量は必要ないように思う。
ガテン系の人以外はね。
焼き餃子に及ばす丼ものや豊富なトッピングは、ガテン系には大助かりなのだろう。

半濁で透明感すらあるスープは、風味も含め豚骨らしさはない。
それでも充分な旨味を感じるのは今で云うマルチスープ的に出汁をとっているのか?
チェーン系はとかく化調バンバンなイメージが強いが、ここも先日入った「龍」も化調感はほぼ無い。
◯源や幸×苑、△高屋なんかじゃ、舌が痺れるほどに化学調味料を感じたもんだ。

「豚骨ラーメン」を売りにするには、豚骨ラーメンらしくない東京豚骨ラーメン。
もっと別名を売りに舌方が良いように思うなぁ
横浜の「家系」みたいに、家系と云えば「とんこつ醤油」と云う図式。
まぁ、チェーン系がそこまで専門化する必要は無いか…。
東京豚骨ラーメン屯ちん亭 花小金井店
店の玄関。画面左端の柱の影に灰皿が。愛煙家にはありがたい。

どっちかと云うとあっさり系のラーメン。
麺は結構食べ応えはある。軽く食べたいと云う時にはちょうど良いかな。
どこにでも広く出店してもらって、お腹が減った時に通りすがりの一杯ができると云う意味で重宝な店になって欲しいと思うのだ。

美羽の初梅 純米吟醸

美羽の初梅 純米吟醸

埼玉県は秩父の(株)タイセー秩父菊水酒造所の酒だ。
秩父ならば水は良いだろうし、冬はかなり冷え込む土地なので清酒作りには最適と思える。
それじゃあ、南の方の温暖な地域じゃ酒造りは無理。四国や九州はどうなんじゃい!?と話しはなるが、四国・九州と云っても山沿いの冬は東京なんかより雪が多いはずだし、気温そのものも低いように聴く。
東京都内にも酒蔵は多数あるが…あったが、どれも西部の多摩地方にあり、特に有名な澤乃井は奥多摩の山の中だ。

秩父の酒は過去いくつか飲んだ事があると記憶するが、どれもほとんど印象に残ってない。
自治体は違うが、同じような地方同じような山地に面する澤乃井の酒は、昨年地元で蔵元直営のレストラン「いもうとや」で聞き酒をした。
う〜ん、これが水っぽく雑味も多く旨くなかったんだよ。
直営店でこれじゃぁねぇ〜東京近郊の酒はどれもダメと思いたくなる。
はたして、新潟の酒によく似た名前のこの酒はいかなる味か?

わずかな乳酸菌発酵のような甘酸っぱさを感ずる。
辛口ではないが、ベタベタとしないさっぱり感。
雑味は無く、淡麗とは違うさっぱり感。多少のコクのせいか?
冷酒がおススメと裏ラベルにあるが、単なる冷やでなく「かな〜り冷やした方が」より旨くなると思う。
純米酒として手抜かりの無い無難な酒に仕上がっているかな?
と云う印象。
出来の悪い酒にまず感ずる共通の特徴「水っぽさ」はない。
さりとて「この酒らしさ」がない。没個性か…
一週間かからず忘れるだろうな。

地元に近い酒蔵の酒と云っても、そう入手し易いものでもない。
もっと実力のある浦霞なんか、ずっと簡単に手に入る。
南国土佐の「酔鯨」だって、昨今どこでも手に入る。この酒よりずっと旨いしね、
まぁ、今回はお試しと云う事で…

西武柳沢 くぼ田

味玉塩らーめん
相変わらず評判の高い「くぼ田」に1年ぶりで行って来た。
昨年行った時は、初老夫婦ふたりで厨房に立っていたが今回はおっちゃんひとり。奥さんはいかに?ご病気か?
営業時間が昼の部のみになっていて、そこいら辺の心配が…

友人と3人連れで、昼過ぎの飯時に行ったが先客は3人。2席空いていたが、もうひとつ空くまでしばらく待機。
カウンター5席の店なので待つ事は最初から承知の上。
ラーメン屋は回転が速いから、もーまんたいってとこですな。

前回は、醤油味に味玉トッピングの「味玉ラーメン」。
今回は、それの塩味に。
味は2種類の計4種類しかない店だから選ぶのは簡単。次回以降は完全にダブルと云う事だ。

いかにも「中華そば」いかにも「支那そば」然のくぼ田のラーメン。寝起きでも、40℃熱があって食欲が無くても食べられるラーメンだ。
丁寧にとられ出汁感たっぷりのスープは「優しい」そのもの。
慈愛すら感ずるかも。
熟成期間をあまりとらず、製麺後数日の生麺は端麗なスープにぴったり合う。
メンマもチャーシューも完璧な調和を保ち、どこをとってもバランスの乱れが無い。

こってり系好きの若造にのウケは良くないだろう。
40代以上の人間が星をつけたのなら、食べログの評価は4.0を下るまい。
おそらくは、全国でもベスト10に入ろうかと云う名店なのだ。

過去、東京・埼玉・喜多方・北海道の各所で、トータル100を軽く超える店で食べてきた。
その中でも、ベスト5あるいは3に入る旨い店が自宅近くにあるのは、すっごく幸せな事だと思う。

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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