@酒とラーメンの日々

≫2010年11月

深大寺

鬼太郎茶屋
きのう嫁の誕生日のお祝いのイベントとして調布の深大寺に行って来た。深大寺と云えば「お寺」って云うのは当たり前として、昔なら「蕎麦」今なら「ゲゲゲの女房」でしょ。
で、トップ写真は入ってもいない「鬼太郎茶屋」の写真。

季節が季節だけど、東京じゃ山へ行かなければ色鮮やかな紅葉は期待できない。なので、この時期に緑多い深大寺に言った理由となれば「新蕎麦」を喰う為しか無い。

深水庵せいろそば
JR三鷹駅から小田急バスに乗って、深大寺門前に着いたのは昼前の11時。普通だったらお参りをしてから…って手順でしょうが、今回は即刻そば屋へ。ウィークデーじゃあるまいし、休みとなれば晴れの特異日となればジジババその他の人の出も多い休日だから、昼時になれば行列必至!! 実際に、自分らが食べ終わる直前くらいから行列ができ始めた。食券制の深水庵に飛び込んだが、この店とて開店早々は客が少なけりゃ食券はいらず直接注文できる。

天気も良くて穏やかな日だったので、ここは迷わず外の席へ陣取る。連れのメニューはともかく、自分はせいろともう一枚鴨せいろと神代寺ビールを注文。午前中から飲むビール、いいもんです。
肝心の蕎麦は、何番粉でしょう? 振るい過ぎてちょっと淡白になり過ぎ? もうちょっと田舎蕎麦風な地粉で打ってくれても良いかな。香りがちょっと薄い蕎麦だった。麺つゆは濃過ぎず薄すぎす、しっかりと出汁がとれ鴨せいろの方も旨味充分。そば湯が倍欲しかった! まぁ開店したての場合、そば湯の問題はなかなか難しい。

せいろ二枚を食べた後、深大寺門前から境内へ。さすが休日ゲゲゲの女房!! なんという人出だ! トップ写真の3倍は混んでたな。午後三時くらいまで植物園の方まで歩き回り、門前近くの喫茶店で一服の後、余力を駆ってバス停にして五つ分くらいウォーキーングする。トータルで10kmくらいか? auのあれで測っていたところ、10kmの距離を4時間くらいかけて歩くと700kcal…平たく云うとご飯一食分くらい消費するらしい。

ともかく、運動不足の現代人。いい運動をしてきました。

嘉藤の中華そば

嘉藤_○特中華そば
先日、いつもの知り合いと所沢の嘉藤へ行って来た。写真を見た通りラーメン屋だ。所沢にあっては、行列のできる有名店なんだそうだ。
この店には、かれこれ4?5年前にも訪れた事がある。ネットの情報によると、途中長く休店していた時期があると云うから、この前回の訪問は休店前、今回は休店後という事になるか。休店前と後ではずいぶん味が変わったと云うから、記憶を掘り起こしてみたい。

入店は午後1:40頃。先客はふたり。だが、その後は入れ替わり立ち替わり客が入り、自分が食べ終わる頃はカウンターのみの10席ほどは満席になっていた。
今回注文したのは「まる特中華そば」。通常の中華そばに味玉とチャーシューが割り増しでトッピングされているもの。味玉を追加したりチャーシューメンを注文するよりも値段が勉強されている。
麺は縮れ細麺をチョイス。中華そばの基本でしょう。縮れ細麺が合わないスープは中華そばのスープではない!! なんちゃってなのだが、なぜなんちゃってなのかと云えば、この店のスープは、基本的にとんこつ・とりがら・魚介系のトリプルスープであり、絶対的中華そば要素のとりがらオンリーの透き通ったスープではないからだ。東京人にとって「中華そば=とりがらの透き通ったスープ=支那そば」なんだけど、この店は埼玉…なんだかなぁ?

ネットではここのスープを「横浜家系」に例える人もいるようだが、それは安直過ぎるように思う。言ってしまえば知ったかぶりのおりこうさん。とんこつ魚介系のトリプルスープをひとくくりで「横浜家系」などと云ったら、全国のそこら中が「横浜家系」になってしまう。はっきり言って「横浜家系」に、そこまでの影響力はない。
この嘉藤に限って云えば、家系よりも魚粉が強く脂が薄いと感じる。これが「濃い」と云うのなら、土日来店して限定の「塩とりそば」を食べれば良い。名前からすると、とりがらベースの塩ラーメンだぞ。
あくまでも個人的意見ですがね。

全体的印象としては、魚粉が強く脂が薄いのでコクはあるがあっさりしている。以前は、出汁三種の味が贅沢に出過ぎて結構クドく脂の量以前の問題だったと思う。最近は上手いバランス取りを見つけたのだろう。悪くない。
麺もスープも、コストパフォーマンスに影響するほど量が少ない。女性向け? いっちょまえの男子は年齢に関わらず大盛りでしょう。
味玉は、黄身がムラなく半熟状態で、このように茹でるには水の量と茹で時間をそれこそ秒単位で計らなければならない。自分自身、週に一度は卵を茹でているからプラマイ十秒の違いが良く判る。
チャーシューは、一見ロースハムのようにも見えるが、弱めの塩で茹でただけの醤油臭くない茹豚で味は薄い。スープにコクがあるので、これに漬して食べると肉感もあるからちょうど良い。下手に味付けしたチャーシューより、スープと味の違和感が無くてgood!
やはりネット上で、40代前半と云う自分の年齢を例え「こってり過ぎてスープを飲み干せなかった」と宣う輩がいたが、そんなに内蔵が悪いのか?んだったら今後はずっと素麺でも食べてろ! って感じ。そんな書かれようでは、お店にとっちゃぁ営業妨害ですな。

上記したように、量が少ないゆえドンブリも小さい。この小さいドンブリでは「まる特」ともなると、二等分された味玉と大きめチャーシューにメンマと海苔のトッピングに隠れた麺をほじくるのが大変だ。多過ぎるのも問題だが、ここはちょっとスープの量を増やし麺を泳がせてもらうと食べ易くなるかも?

ともかく、多少コストパフォーマンスの低さを感じさせるが、ギトギト脂では全然ないスープは日本人独特のとんこつスープだよなぁ?! 中国人には作れないね。
途中、休店期間もあったらしいが、上手く時代に合わせてスープを変えて行っている様子。TVや雑誌に顔を向けず、お客と対話していけばこれからも長く流行る店になるかも知れない。

大木代吉本店_純米酒自然郷

純米酒_自然郷
ラベルを見ただけでは、一瞬なんて名前の酒か分からないラベル。福島県白河市の酒だ。

阿武隈川源流、那須連山の山間で育てられた契約栽培の米が原料だそうだ。仕込水もどちらかの系統の復流水だろう。
最近多い、長期低温醸造の酒は口当たりが軽く端麗なものが多い。これもそんな酒のひとつだ。
封を開けた最初の一杯は、純米酒にしてはあくまで軽く香りが良い。ただ、吟醸酒に多い「フルーティ」な香りというよりも、どちらかと云うと「花の香り」を想像させる。微妙な違いだが、果物の香りでなく花の香りなのだ。
軽い口当たりは決して水っぽいのではなく、舌やノドに液体が通過した事を水以上に感じさせないほど軽いのだ。この得体の知れない軽さは、俗に云う「旨い酒」に多いパターン。ただ水っぽいのなら飲むのが嫌になる。成分表示や他の表示を見るだけでは、他の酒蔵の酒と何ら変わる事はない。結局、日本酒は仕込み方と麹の性格ひとつで味が変わるのか。

開けたては非常に好みの酒だったが、一晩明けて性格が激変!!
季節もそろそろ冬の気配。室温も15℃を超える事も無くなったので、出しっぱなしにしておいたら開封した事と相まって酸化したのか雑味が出てしまった。不味い酒の大特徴がこの雑味。
いままで何十種類と銘柄を変えて飲んで来たが、一番でここまで変わってしまった酒は他にない。添加物を一切使用しないと謳うこの酒の特徴なのか? それでは他の酒は高?い大吟醸酒も添加物入り?
理由は分からぬが、結果開封したら東京の場合季節に関わらず冷蔵庫へ? それともいっぺんに飲んでしまえ? 飲んでしまって良いのですかぁ?(^_^;

ともかく、(名)大木代吉本店という蔵元の名前はお初だし、飲んだこの酒「自然郷」も今までにない風味。あと何本か購入し、いろいろな条件で試してみたいと思った。

東京うどん一将 in 清瀬

東京うどん_一将
急な義弟の誘いだが、前々から空振り連続のうどん屋さんへ行って来た。
2002年開店と云うこの店は、開店当初から知っていた。交差点のはす向かいが、「おはしカフェ・ガスト」に変わる前の夢庵時代に良く行っていたからだ。「あ?、うどん屋さんができたんだ」って感じで、その後行ってみたのだが、ことごとく営業時間外。かれこれ5?6回は外したか? つい十日前くらいにも嫁さんと「一将に行こう」と買い物の途中思い立ってみたらまたもや時間外!! ご縁がなかったかなぁ?と、もはやため息。
実は僕は、このブログでラーメン好きを自認しそのように書いているが、ラーメン以外の麺類全てのマニアである。蕎麦はもちろん、素麺・冷や麦・パスタもろもろ…うどんにしても、過去にわざわざ讃岐うどん食いだけを目的に香川県まで新幹線したくらいだ。だから、ネットの食べログなどで絶賛される「一将」を外すわけにいかない。

え?とまぁ、上記偉そうに書いたが、空振りのほとんど全ては営業時間や定休日のリサーチをせずにフォークボールで三振したわけだが、今回はリサーチ済み!! それでも到着した夕方の開店時間を一分過ぎた17:31、店の明かりは真っ暗!! あっちゃぁ?またかよ!? と思ったものの、真っ暗な店内に動く影あり。手を振って呼びかけると大将が出て来て「遅れていてすいません」との事。普段だったら「定時に開けろぅ! 営業開始前から電気は点けろぅ!!」と怒るところだが、まるで肩すかしを食らい続けた恋人相手のように、だらぁ?っと待ちました。
わずかな待ち時間の後、午後の部開店!! ふたり用のテーブルに陣取り、肉うどんの大盛りと肉もりの大盛り、下戸の義弟を放っておいて自分一人にヱビスビールを注文。

一将_肉うどん大
待つ事5分か10分。一番目の入店だったので、待つほどの時間もかからず注文の品が提供された。
麺は太く、まるで讃岐うどんのよう…そう云えば、食べログのらすらいさんのカキコだったか? この店の大将は讃岐うどん店で修行したとか。そりゃぁ、それっぽい訳だ。
かけ汁つけ汁とも、出汁は嫌味なくきれいにとれたもの。ある意味うどんは麺が命、特に讃岐はね。
一将_肉もり大
そのうどんは、かけの場合茹で麺を冷水でしめるところは"もり"と変わらぬのだろうが、再度暖め直す過程でやはりコシが無くなる。市販麺にあるようなフカフカな感じてはないけどね。
やはり、この店の麺も時間ぴったりに茹でた麺を冷水でしめたままが良い。表面のうどん独特の柔らかい歯ごたえの下に粘りのあるコシが待つ。この芯にあるコシがうどんの爽やかな咽ごしを生むんだな。

どちらも"肉もの"だったが、どれくらい上等の肉かは分からぬが旨い。湯煎したものを汁と合わせてるのだろう。柔らかく、長時間ぐらぐらと煮たようなものではない。
麺・汁・具材全てのバランスが良い。どれも浮かずどれも陰に隠れない。この分では、どのメニューを選んでも外れはないだろう。まぁ個人的に云うと、かけ汁の塩をあとほんの気持ちだけ控えるとベストですがね。このわずかは、体調や季節によっても変わると思うから、自分が「一将」で喰いたいと思ったら行けば良いだけの話し。とやかく文句を言う事ではない。

讃岐の地元の花屋さんで聞き込んで行ったうどん屋は、さすがに地元の人が毎日食べているというだけあって飽きのこない旨いうどん。東京にある「花まるうどん」なんか「讃岐うどんじゃねーよ」と云いたくなるくらい違う。
そんな地元のうどんを食べつけている香川の人も、納得するのが「東京うどん」の一将じゃないか? そう思った。

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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