fc2ブログ

@酒とラーメンの日々

≫2010年09月

ラーメン探訪まとめ書き

極太にんにく醤油チャーシューメン
札幌は琴似駅前近くの「らーめん・てら」の「極太にんにく醤油」のチャーシューメンです。
前回は今年の冬だったか? その時は店長お勧めのこれを食べず、味噌チャーシューを頼んだけれど、札幌なのに蒸し暑さ残る今日は「にんにくだぁ?」と心の中で叫びつつ注文!!
来てびっくり食べてびっくり!! 「店ちょ?! もっと大きなどんぶり無いの??」って盛りで麺を掬い上げるにも一苦労。極太麺が沈んでます。
まず気付くのが、チャーシューが味噌と醤油では味付けが違う事。醤油ラーメンにはこってり醤油味のシャーシューがトッピングされている。
それなりの量のにんにくもトッピングされているのだろうが、大量の炒め野菜のおかげで「ひたすら」にんにく臭いって事も無く、かえって良い味を出していた。
肝心の「極太」は、六厘舎などのつけ麺用極太麺を思い起こさせる太さ!! ちゃんぽん用にも似ている? 札幌では馴染みの小林製麺製の麺は、もちもちしこしこ! もう少し量の多いスープで泳がすとほぐし易く食べ易かった。
本当は、この店の近所の「ななし」に入る予定が臨時休業だった為、急遽変更したのだが「極太にんにく醤油」は旨かった! 良かった!

札幌_一粒庵_新しょうゆ
先月の8/30に札幌入りして、その当日JR札駅前のホクレンビルB1にある「一粒庵」に夕食がてら入ってみた。
この店は「地産地消」をテーゼにする、ちょっと変わったメのラーメン屋さん。上のリンクで辿れる「食べログ」にはいちゃもんつける「俺は味にうるさいぜぇ」おっさんもいて、評価が分かれるところでもあるが、その日注文した「新しょうゆ」は普通の生醤油をそのまま使用したら角が立ちそうな風味を抑えた、溜り醤油のようなまろやかな風味で大変味わい深かった。ビートルズの音楽が流れ、落ち着いて食せる稀な店だと思う。ビートルズだから?

9/2に都合で小樽へ移動。
小樽_麻ほろ
こちらは「自然派を唱い、化学調味料・業務用タレ・ラード・エキス」を使用せず、全て天然だしでスープを作る事にこだわった店。ある種、一粒庵と通ずるところがありそうな感じ。
麻ほろ_麻ほろ
この店では「こってり」に属すると思われる店名を標榜した「麻ほろ」を食す。山頭火に代表される「とろ肉チャーシュー」と一般的なチャーシューの二種がトッピングされ、醤油味と云うがここもまろやかな風味でラーメン専用を思わせる醤油を使用しているよう。「こってり」なのに結構あっさり。あっさりしているのだが、化調等を使用しないため、ダシ取りに不断の努力をされているのだろう。軽い口当たりの奥に深い味わいがある。
これであっさりを注文すると、どれだけ「あっさりした」ラーメンが出てくるのだろう? 次回試してみたいものだ。

一週間で3杯のラーメン。ラーメン通からしたら特に多い数ではないだろうが、それでもラーメンは大好きだ。良心的な意味で味も分かるつもりでいるしね。
三日に一度のラーメン屋通いなので次回は7日になる。その次回は、今年の冬念願かなっていく事ができた「彩未」を予定。行ければ二度目。今度は夏だ。冬と夏で、味はどう変わるか? 昔は五丈原、流行の欅やてつや・白樺山荘より遥かに旨いと思わせたのがこの彩未なので、いまからわくわく!!

つけめんshin.

つけめんshin.
先月末、惜しまれつつ超人気のつけめん店「六厘舎」が閉店した。
東京在住の人間としては「同じ都内ならいつでも行ける」「でもあの行列はご勘弁」と思いつつ、結局行けなかった。TVのニュースで見た六厘舎は住宅街の中にあり、近所からその人気を示す行列がクレームになる事も充分に理解できる立地だった。あれだけの評判を呼ぶ前に、代替地を検討するべきだったんだろうなぁとTVを見て思った。店を閉めるのは店主の勝手だが、通い詰めたファンには「ごめん」のひと言で済むものではない。地方からも通い詰めるようなファンを生んだ店は、その時点ですでに店主の店では無くなっている。「お客さんたちの店」なのだ。
ラーメン屋の閉店にまつわる、良い見本として東京・東池袋の「大勝軒」の例がある。あの店も多くのファンを持ち、店主の山岸氏は客に愛され、それでも年齢から来る問題ですったもんだの閉店劇を演じた。後味は良かったけれど、自分の店の客への影響力を甘く見ていた面は否めない。そういった面で、六厘舎の店主は「旨いラーメンを作れても人の気持ちは分からない」といったところか? 閉店と同時、仮店舗で良いから代わりの店をオープンするべきだったのだ。

そんな六厘舎で修行したと云う店主の店が、札幌にもある。元来、札幌ラーメンの舞台につけめんは似合わない…と、道産子は云う。長く札幌に通っているとその意味も分からなくはない。ようは「似合わない」のだな。
しかしまぁ、本店の六厘舎閉店の後、それに近いつけめんを食べるには最適かは判断できないが「つけめんshin.」で食べるのが良かろうと思い、今夏札幌滞在中に行ってみた。
つけめんshin._あつもり+チャーシュー
「あつもり+チャーシュー」です。
どこのつけ麺屋に行っても、ど?してつけ麺は盛りが良過ぎるのだろう? 若いあんちゃんたちが客の主体だから? 客層を見ている限りサラリーマンが多いし、数少ない若造達も「食欲魔人」と呼べるような強者は見かけない。
体格を見るだけで、体育会系ではないか細い奴らばかり。そんな連中に、つけめん300gはおごり過ぎじゃないかい?
ともかく、数十年昔「食欲魔人」と呼ばれ、三合炊きの炊飯器なら ひとりでペロッと平らげた自分としては「300g恐るるに足らず」でペロッと食べました。本店の六厘舎の味を知らないので、直接的な比較はできないものの、六厘舎が流行らせたと云われる「とんこつ+魚粉の魚介系」スープは世間に数多とあるので、それらと比較しても「そ?とう、ドロッと」したスープに旨味は充分。
どこかのブログで「味が濃すぎて、大量の麺を食べ尽くす前に飽きた」と宣う、ラーメン通の道産子の書き込みを読んだ事があるが、「そりゃぁ、柔過ぎるぜ」としか思えない。札幌ラーメンも五丈原の登場の頃から「こってり豚骨系」のスープが主流になって来てはいるが、元からの味はWスープでもトリプルスープでもない。味噌味のどちらかと云えば、あっさり系のスープが札幌ラーメンのスープなのだ。
近年のラーメンブームで何十軒か通ったのだろうが、つけめんshin.のスープが濃過ぎるなんて言っているようでは、まだまだラーメンスープを分かってないと云うしか無い。
ラーメンのスープは、実は「こってりしていてもあっさり」「あっさりしていてもこってり」とダシによって味の感じ方に時間差があり、最後まで食べてみて「ダメ」だった場合は「その時のその人には合わない」だけの事なのだ。その翌週や、あるいは3年後に食べてみたら同じ味なのにジャストミートなんて事もある。
結局、評価された店のラーメンが濃過ぎるあるいは薄過ぎる(聞いた事は無いが)と云った場合、今の自分に合わないだけと考えれば良い。それなのに、簡単に「不味い」と決めつけちゃう人が多い。悲しいね。

元から、そんなにつけ麺好きで何軒も通ったわけではないので、自分としても正確な評価ではない。それでも、かなり上位に「つけめんshin.」を入れても良い。食後、スープ割りにしたつけダレの味が薄くなっても変化しないのは、ダシ取りがしっかりしているからだろう。今回初めてなので「中華そば」は食べていないが、この店のふつうのラーメンもきっと旨いものだろう。今回は売り物のつけ麺を食したが、きっと次回ラーメンを食べに訪れたい、そう思わせるつけ麺店だった。

オーラの話し-2

昨日夜、嫁さんの帰省先の札幌から十泊の旅を終えて帰京した。
十日間は長いようで、慣れてしまうと短く感じる。以前は一週間の予定だったものが、短いなぁを理由に日程を伸ばしたものだ。十日間が短いから二週間に伸ばせば、最初は充実感を感ずるものだろうがいずれ慣れてしまうのだろう。贅沢を言えばきりがないと云う事か。
今回は仕事もかねた旅ではあったので忙しなさもあったけど、都合三回行きつけのカイロでマッサージと矯正を受けられたので身体的には良い休養になったか。

新千歳空港での、とある出来事。
出発前に予約してあった帰りの便に乗り込もうと、手荷物検査を終えて出発ロビーを搭乗機のスポットに向かって歩いていると、突然目前に黒服の男が数人立ちはだかった。「ちょっとお待ちください」と行く手を塞がれたが、「理由はなんだ?」と一歩進むと「これから要人が乗り込まれるので」と。更に「要人とは誰だ? ちゃんと説明しろ」と問いつめると「小沢一郎さんです」と。
それでなるほどと理解できたが、それならそれと一言目から説明しなさいってね。実際に調べてみたら9/9午後3時半から、札幌の大通公園で「民主党代表選挙遊説」を開いていた模様。その帰りだったのだ。
7?8mくらい先、自分の乗る機のひとつ手前のスポットに消えていく数人の集団の横顔の中に、確かに小沢一郎の顔があった。しかし、凝視して見比べないとそれとは分からぬ。オーラが無いんだね。あまり名前を聞かない政治家ならば、誰が誰か分からなかったくらいだ。
それに引き替え、自分たちの行く手を遮った警護のSP?くんの方が、オーラがあると云えばある。ひと言声をかけられた時点で「あっこいつら」と警察関係、それもちょっと高級系の香りがしたもんだ。緊張感あり過ぎで、一目で存在がバレてます。バレる事によって暴漢などに対しての抑止力を保とうというのだろうけど…

滅多に出会わないシーンだったが、オーラも感じない、よく見ないとどこかのおっさんと間違えかねない小沢一郎って、そんなに大物かい? 以前も書いたが、民主党なんてお子様集団で、その影で大物ぶってる小沢一郎が民主党党首すなわち総理大臣になったら日本は沈没だね。小松左京の小説を読むまでもなく。

空の上、雲の海

20100830_1
生まれも育ちも東京の僕にとって、帰省先というものは長らくなかった。今の嫁さんと付合うようになってからは、毎年二度ほど彼女の里に行く事になっている。北海道大好きな僕にとって、札幌生まれの彼女は最高のパートナーと云える。
毎回、飛行機の窓から見る空は旅の楽しみのひとつになっているが、例えば一番きれいなのは夕陽を受けた雲だ。だから毎回窓際の席を予約するが、夕陽の映える時間帯の便を押さえるのはなかなか難しい。だから夕暮れ時でなくとも、地上からは見えないような積乱雲が窓の向こうに浮かんでいた時はカメラのシャッターを切りまくる。

ポータブルな電子機器が一般的になってから、搭乗の際の使用規制が何かとうるさい。素人の勝手な憶測だが、電波を出さなくては利用のできない携帯電話はともかく、デジカメにしろパソコンにしろiPodのような音楽プレーヤーは、その業界の規制に則り間近な心臓ペースメーカーにさえ影響を出さないはずだ。飛行機の計器に影響を与えるはずがない。
それらも、初期のものには影響を心配される事もあったろうが、結局のところは航空会社側の都合、例えばそれら機器の使用による乗客同士のトラブルを避けたい、アナウンス・サービス等を聞いてもらえない、理由はそういったところだろう。規制を離着陸時のみに限っているところからして、そう思わざる終えない。本当に危険であるならば、飛行中だって同じ事だ。
で、以前は離着陸時にも撮影する為にわざわざ銀塩カメラを用意したものだが、最近はその重さにめげて諦めた。しかし、経験上離着陸時の低高度から中高度くらいにきれいな雲・面白い雲は多い。
20100830_2
一枚目は離陸直後、真横から差し込んでいた太陽が、旋回中の翼に隠れた瞬間を狙ったもの。
二枚目は、地図上で考えたところ新潟上空辺りに浮かぶ、どこかUFOを思わせる雲。写真では大きさが分かりにくいが、おそらく差し渡し数十キロの巨大な円盤雲だ。

空の上に上がってしまえば季節の違いはあまり無く、その日その日の天気次第。次回は、離着陸中のきれいな雲・面白い雲を撮影できるよう、銀塩カメラを整備したいと思っている。

昨日の十五夜

雷雲
昨日は月齢的にはちょっと若いが(暦の上で?)十五夜だった。月見の行事をした家も多かったのではないか?

夕方、月見の用意をしようと屋上に上がりキャンピングテーブルを出そうと思っていたら、方角にしてほぼ真北方向になにやらピカっ!! と光が。おおよそ距離にしたら50kmくらい? 埼玉県北部か群馬県南東部の方、熊谷市とか太田市の方面かとおもうが、俗に云うキノコ型の雲が立ち上がっていた。
今年に入ってTVにも取り上げられる事が格段に多くなったゲリラ豪雨。その様子を捉えた映像をTVで数度観た事が、その際上空に浮かんでいた雲がこのキノコ雲とそっくりだった。
写真にあるように、積乱雲内部では絶えず雷が光り、かすかながらもその音が轟いて来た。おそらくは偏西風の影響で西から東へと移動して行く様は、まさに龍の巣のよう。写真では旨く捉えられなかったが、上層の雲から下層の雲へ幾筋も稲妻が走り、それは壮絶な風景。

最初はくっきりしていた形が、風に流されるにしたがい段々と崩れ、それに伴い雷の発生も落ち着いていったよう。
それにしても、雲の真下のに位置していた町の人たちは、さぞかし肝を冷やしただろう。端で見ている分には「かっこいい」なんだけどね。

 | HOME | 

アクセスカウンター


ブログ内検索


最近の記事


カテゴリー


天気予報


-天気予報コム- -FC2-

月別アーカイブ


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


プロフィール

@zephyr

Author:@zephyr
日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


リンク

このブログをリンクに追加する