@酒とラーメンの日々

≫2010年02月

北海二七八

北海二七八
札幌市内、有名な大通近くに「七番蔵」と云う、ちょっと高めの居酒屋がある。道内、夕張郡栗山町にある小林酒造直営の居酒屋だ。置いてある酒は全て小林のモノだけ。直営店だけに、当たり前って云えば当たり前。ビールは違うけど…
蔵元の酒に合う喰いモノを、良く吟味したうえで趣向を凝らしたメニューが並んでいる。並の居酒屋みたいに、焼き鳥・刺身・唐揚げ…みたいな地域性を無視した味音痴の店ではない。
栗山町という町、札幌から近いと云えば近いし遠いと云えばやはり遠い。大雪山まで近いようで実祭は遠いが、山里と云って良いところ。当然、水が良いから旨い酒造りに間違いの無い土地だ。蔵元を訪ねた事が無いので、正しいか分からないが、そんなに大きいな酒蔵ではないはず。何故かと云えば、北海道以外ではお目にかからないから。
酒蔵の規模が云々、それは置いといてこの酒は、吟醸酒に近いレベルまで米を磨いた純米酒だ。ラベルを何度どんだけ見直しても「二七八」の意味は分からない。ただまぁ、ラベルの謳い文句違わず、淡麗にして後味さっぱり、まるで普通の吟醸酒みたい!! って、最近の純米酒はみんなこんなモンだ。「吟醸酒」「純米酒」と云う銘柄の差が、最近ではほとんど無くなって来ているようだ。
数パーセントの磨きの違いより、醸造そのもののデキの方が最終的な酒の味決める要素としては高い。そういった意味で、今後飲む酒は大吟醸か純米酒、それくらいの区別で良いほど、この二七八のデキは良い。

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札幌・小樽・雪まつり

札幌・雪まつり
10年来、札幌へは年に2度来ている。夏と冬、夏は早ければ6月末で遅くて9月頭、冬はほぼ2月のうち、たまに正月の時もある。
札幌の場合、夏祭りはほぼ無いと云って良いので「まつり」と云えば、さっぽろ雪まつりだ。雪まつりは、例年2月の5日から11日の7日間開催だが、今までこの期間に訪れる事が無かった。理由は簡単、航空券がこの時期高いからだ。条件によっては倍になる。
今年初めて訪れた雪まつり、申し訳ないが芸術系の仕事をする自分としては「へぇ?」くらいの印象。TVなどで誉め讃えられるほどの彫刻的緻密さは無い。大きさにしても、雪と氷を積み重ねるだけでは安全性からしてこの程度。観たモノを、へぇ?と唸る素直さが無いと楽しめないのかも知れぬレベル。今の仕事をしている自分には素直な無理なレベルです。
ただ、気泡が入り白く曇った氷と緩冷凍で気泡の入らない透明氷の組み合わにはアイデアを感じた。

札幌限定ではなく、この時期開催初日を雪まつりと同一にして、札幌のお隣小樽では「雪あかりの道」と云うイベントを開催している。こちらは札幌とは趣を異にして、ろうそくによるライトアップがメインテーマ。ろうそくを、雪や氷で作ったイコンあるいはオブジェのシェードで包み、厳冬の夜の散歩道を演出している。ただし、季節風が直接吹き付ける小樽の町は内陸の札幌より寒く、真冬の夜に散歩も糞も無い!! そんな感じもする…
小樽・雪あかりの道
加えて云うならば、運河沿いの狭い遊歩道の半分はオブジェで埋まり、狭い残りのスペースを観光客の集団が押し合い圧し合い通行する…あまり情緒と云ったものは感じられないのは正直な感想。
観光を売りにする町が、人が多過ぎるといっちゃぁ?話にならないが、どちらの祭りもすでにコマーシャルが行き届いてるせいか人数が多すぎて、雰囲気を味わいながらの散策にはならない。だが、それぞれのイベントを遠望した場合、どちらも本来はゆっくり散策しながらその町の雰囲気を感ずるためのものと思える。
経済的にも大変な歳回りなので、いやはやなんともだが、それぞれ土日や祝日をより多く挟むように、半月以上できれば一ヶ月くらいの開催期間で、観光客がなるべくバラツくようスケジュールに工夫を凝らしてもらいたい。

計3日、それぞれの会場を歩いてみて「人が多い?なぁ!!」そう思った。これが感想なのが、ちょっと寂しい!!

木綿屋男山 寒酒

男山寒酒
これは北海道旭川にある、本家男山の本醸造。
久しぶりに、酒らしい酒を飲んだなぁと云う気分。これまでも何銘柄か書いて来た、吟醸酒のような純米酒。それらはなんか違うなぁ、と云う印象が強かった。純米酒なら純米酒らしくせいっ!! そんな感じ。淡麗な純米酒は「吟醸酒」でしょう、純米酒に「淡麗」なんて文字を入れる必要は無いと云うか、作らなくて良い。
そんなに「純米」と云う文字がありがたいのか!? 醸造アルコールを添加しても、酒造りが上手ならば旨い酒はいくらでも作れるもの。「純米淡麗」なんて、ごまかしの様でいただけない。

そんな、ごまかし的な酒が増えたなか、この寒酒は本醸造ながら飲ませてくれる。醸造アルコール添加ながら、いっさいアルコール臭くなく雑味無く旨味が豊かでさっぱりしている。甘口にしているとありながら、べたべたとした後味は無く、とても四合1000円以下で飲める酒とは思えないほど旨い。
やれば出来るんだよなぁ?と云うのが、本当にひと言の感想だ。
他の多くの酒蔵も見習って欲しい、そう思う逸品だ。

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らーめんてら

らーめん・てら
昨日、西区琴似の「らーめん てら」へ行って来た。次の予定まで、あまり時間がなかったため、お店には申し訳ないが「あまり待たなくて済む店」として選ばせてもらった。
最近では激戦区となって来た琴似にあって、JRの高架沿いの分かり易いお店の立地は遠方からの客にもありがたい。ただし、2?3台分の駐車場も無い事は駅前近くの立地としてデメリットが大きい。路駐はリスクが大きいからだ。近所にコインパーキングはあるし、お店も1時間無料券を発行しているが、その件で利用可能な駐車場の場所は分かりづらい。

店内部は鰻の寝床式で、奥に深くカウンターのみ10席程度の小さな店。昼飯時間を完全に外して行ったつもりだったが、あとからあとから行列をつくるように客が来る。年齢層も老若男と幅広い。
お店のお勧めは「極太にんにく醤油らーめん」だったかな? だが、冬場やはり味噌でしょうって事で、味噌チャーシュー麺を注文。
らーめんてら味噌チャーシュー
トッピングに味玉を追加して計1150円。らーめんとしては高級品!?
スープはシンプルなとんこつベースで、ダブルだかトリプルだかは分からない。うっかりすると、とりがらベースと思えるくらいマイルドでさっぱりしている。後味は野菜等から出た体に優しそうな甘味で、札幌ラーメン全体に共通した特徴だ。中細の縮れ麺はスープと良く絡み、食感も悪くない。
カウンター席を見渡した感じ、サラリーマンだったり、近所のおっちゃんみたいな人が多く、近年のブームに乗った店と云うより地元に愛されるラーメン店。そんな印象の店だった。

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大吟醸米代

大吟醸米代
全量山田錦の大吟醸「米代」だ。元来、秋田県の酒とは相性がよく無いと云うか、まともな酒にであった事が無かった。
雑味ばかりだったり、水っぽかったり、客を舐めんなよっ!! と云いたくなるようなひどい酒も多かった。
だが、この米代は俗にいう純米酒のようなコクがあり、大吟醸ならではの香りが高い。後味もさっぱりで、山田錦100%なのだから当たり前と云えば当たり前なのだ。だが昨今、この当たり前を出来ない酒蔵が多い。
吟醸酒だからと云って、醸造アルコールを使用して行けないわけではない。純米で上手に酒を造って、度数調整に醸造アルコールを使用し、馴染むまで熟成させて出荷すれば良いのだ。
何故か最近は、吟醸っぽい純米酒、吟醸なのに水っぽい、酒造りが下手になっているような気がしてならない。
いつもいつも、純米大吟醸を飲める人は少ないのだから、値段なりの手間の掛け方で酒らしい酒を造ってくれないかなぁ?そう思う。

例の如く、この酒蔵「北鹿」は初めて出会う酒蔵。
大吟醸だが、コクの高さからぬる燗ぐらいでもいけるかな? と思わせる。晩酌に良し、一人静かに酔っぱらう。そんな感じか…

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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