お立ち酒
とんこつラーメン「ぽんこつや」

仕事先のひとつがある飯能市。かれこれ七?八年、平均すれば月一程度だが通っている東飯能駅近くのラーメン屋に寄った。
最近では、グルメ系のブログ等でも取り上げられる機会が増えたので、今や知る人ぞ知る名店?
以前はあったと思った味噌がなくなり、現在は醤油・塩の2種類。トッピングの違いでメニューは二桁を軽く超える。が、いつも食べるのは「ぽんこつラーメン」。数年前の店内改装後にできた新メニュー(写真)の登場まではこの店のトップグレードだったもの。
ちなみに、写真のスーパーぽんこつのどんぶりの後ろに立てかけてあるように見えるのは、海苔です。見りゃぁ判るか(;^_^ ふつうの「ぽんこつ」は、この海苔がなくチャーシューも1/3くらいの大きさ。もやしの量も少ないかな? 写真にもちらっと写ってはいますが、醤油ダレで煮た角煮ものってます。
どんぶりの大きさは、今時の専門店と比較するとかなり小さめ。町の中華屋さんと同程度と思って量を想像してみて下さい。
看板には上がってないが、バリカタのストレート細麺と端麗なとんこつスープから、ベースになっているのは「博多ラーメン」と考えて間違いなし。
行った事はないので断言できないが、これだけの量のトッピングは本場にはないでしょうね。
ただ、看板から外してある事を考えても、この店のマスターは「博多」にこだわる事なしに自分の、あるいは地元飯能あるいは関東圏の味覚に合うラーメンを追求してるのだと思う。
20時間以上炊き上げたと云うスープは、カウンターからも見える厨房裏のスープ工房の巨大なずんどうで仕上げられたもの。ラーメンブームに乗って開店した店のとんこつとは違い、臭さはまったくなく、まろやかで甘味すら感じる旨味たっぷりのスープだ。
「博多風」にしろ、博多ラーメンを食したのはこの店が初めてだったと思う。本場のものとは違うにしろ、そんな事はまったく関係ない、病み付きになるラーメンだ。
実際、飯能に立ち寄るたびに食べてるのだから、完全に「病みついて」ます(;^_^
店の場所は、西武線あるいはJR八高線の東飯能駅から徒歩2分。詳しい場所はググって下さい。
児玉醸造「神月」

町のスーパーが酒を置くようになって数年たつ。品揃えも豊富だ。だから酒屋さんで求める事が無くなった。
ごめんなさい(^_^;
ずいぶん前から、呑んだ酒のラベルを剥がしてファイルしている。ファイルするくらいなら、それぞれの味の特徴くらい記録しておけば良いのに、そこいらへんがズボラなもので…
で、携帯で撮影して書き込みって手を今頃思いつきました!
この酒、生もとつくりの純米酒。世界遺産の白神山地の水で仕込んでるとも宣う。
ところが旨味もコクも無く、淡白なだけでかえって雑味をモロに感じる。
元々、酔うためだけでなくテイスティングの意味合いも含んでいるので、購入するのは四合瓶で1000円前後のモノ。このクラスの酒は、どこの蔵元でも下から2?3番手くらいの安酒。でもこのクラスの酒の出来で、その蔵元の底力が判ると思う。
そういった事で考えると、児玉醸造にはもっともっと頑張って欲しいと考えるわけでした。