@酒とラーメンの日々

日記みたいな独り言

麺屋さくら井 in 三鷹

麺屋さくら井
"in 三鷹"と言いつつ、実際は武蔵野市に当たる。
JR三鷹駅はちょうど三鷹市と武蔵野市の境に位置している。
駅舎を分断するように、東南方向から北西方向へ市境が走ってるのだ。
この辺一帯の道路の流れがそうなので、それに従い市境が出来たわけなのだろうが、駅が先か行政区分けが先か?そこまでは調べて無い。

"in 三鷹"としたのは、店への最寄駅が三鷹駅だから。
街並みとしたら武蔵野市役所にも近く、雰囲気は三鷹市では無くまったく武蔵野市。
あまり広いとは言え無い路地風な通り沿い、まぁ平たく言って住宅街の只中にある。

吉祥寺サンロードを入ってすぐの左手に、今はFamly Plazas というより「SHOE・PLAZA」って看板がはるかに目立つ、昔はF&Fと呼んでたはずの建物がある。
その地下に40年くらい前から「らーめん さくらい」って店がある。
最初、麺屋さくら井は、吉祥寺のこちらが移転したか支店か程度に思っていたら、どうやら違うの?
「らーめん さくらい」は町の中華屋さんの雰囲気が強いからね。
違うんでしょう。

「麺屋さくら井」のラーメンは、細ストレート麺に鶏ベースのスープ。
醤油色がもう少し薄いと、やはり中華そばの雰囲気。
生に限りなく近い感じのチャーシュー。
火の通るギリギリの低温調理で、あまり焼豚の雰囲気はなく中華そばっぽくない。
だから"らぁ麺"なのか?

らぁ麺・醤油+チャーシュー盛ハーフ
注文したのは「らぁ麺(醤油)+チャーシュー盛ハーフ」で、しめて980円。
無化調を信じられる、食後のあっさり感。
レンゲのひとすくいが楽しいスープと相性のいいストレート麺。
ただし、低温調理のチャシューは相性が良いとは思えない。
昔ながらのパサパサ焼豚はやだけどね。

最近とみに"中華そば"に近いラーメンを看板にする店が増えたが、ここの"らぁ麺"も完全にその傾向。
ちょっと濁りがあり、色の濃さも違う煮干し出汁の"煮干らぁ麺"もある。
スープを出汁からちゃんと作り分けてあるわけで、手間はかなり大変なもの。

"中華そば"に基準はあって無いようなものだから、何をか言わんやってことではあるが、
生まれも育ちも東京都内の人間として言わせてもらうと、色はともかく「醤油味を前面に出すな」となる。
昔は、中華そばと言ったら醤油ラーメンしかない(東京の場合)。
だが、だからと言って味は醤油味ってほどではなかった。
醤油スープでは無く、"鶏ガラスープ"の風味付けだったはず。

トータルして、かなりいけてる"らぁ麺"である。
けれども、醤油の主張とレアなチャーシューはあまり好みではない。
醤油はあくまで風味付け程度いい。
チャーシューもやはり表面に軽く焦げ目があった方が風味を増す。
ここのラーメンに"醤油"を感じ過ぎたのは、チャーシューの香ばしさや脂に香味を感じ無いからかもしれない。
万人に100点のラーメンは不可能だが、旨いのに物足りなさを感じる惜しいラーメンと思えた。

おおぜき中華そば店 恵比寿店

おおぜき中華そば店恵比寿店
代官山に用があったので、帰り際に恵比寿駅まで散歩して寄ってみた。

代官山はおろか、恵比寿だって普段はまったく縁遠い・・・
代官山は、まるで外国と一緒だよって感じで、日本のオシャレな街なんだけど"予想通り"というか"いかにも感"が満載。
今のような"オシャレな街"になって、まだ日も浅く街全体の統一感が足りない。
オシャレな部分と、昔ながらというか極普通の部分とのギャップが大きい。
街の規模もまだまだ狭いしね。
20代くらいまでのガキが、街が大人になる前に繁殖し過ぎてしまった。
そんな感じか。

恵比寿神社のすぐ南、表通りから一本入ったくらいの場所に"ひっそり感"を漂わせている。
人は全然いないが、ここら辺の方が代官山駅前よりもずっと大人のオシャレ感があるかな。
代官山の駅前は、やはり"それらしい雰囲気"を盛り上げ過ぎた街づくりだ。

朝ラーもやってる「おおぜき」だが、午後も通し営業で夜までやってるエライ店なのだ。
個人じゃとてもやっていけないね。
だから、自分の入った時間帯は従業員の誰か、と決めつけるわけではないがあまり活気のない夕方前。
言っちゃ悪いが、店としては一番手薄な時間帯だろう。
まぁ、客も席を満席にできるほど入ってない。
特に自分の入ったその時は、どこでも自由に席を選べる状態。
入り口側の壁からひと席空けた、店の奥が見渡せる席に着席。

朝ラーからやってるせいか、カウンタートップは観た目に汚れが残ってる感じ。
不潔というほどではないが、あ〜忙しそう、くらいの感じか。

おおぜき中華そば店恵比寿店 中華そば+焼豚中華そば+焼豚
ちょっと盛り付けがキレイでない。
麺が下の方で暴れたままでそれに蓋するようにトッピングが乗ってる感じか。

一杯の量は麺もスープも少なめな方。
スープは一般的な中華そば。あまり感動がないなぁ
麺は低加水麺か?とてもボソボソ感がある。
まぁ、これをスープがよく絡むというのか?ちょっと疑問かな。
チャーシューはロースト感がまったくない蒸し豚のような感じで、ほぼロース部分なのか脂感もほぼないと言って良い。
ネギの千切りも1ミリ厚くらいあってちょっとダメダメ感が漂う。
朝ラーもやる店の夕方、疲労感漂う夕暮れ時間帯?

最近増えてきた"中華そば屋さん"、その一角を担い、このエリアでは結構高い評価の"おおぜき中華そば店"なのだが、この日の評価は高くできないねぇ。
普通にうまいというレベル。
ただし一杯700円以上だとちょっと考えてしまうな。
だから、つぎ恵比寿に行っても又はないかも。
いくならば違う時間帯で試してみたい感じだった。

探偵はBARにいる 3

探偵はBARにいる-3

久しぶりに探偵に会ってきた。
高田くんも元気に良く体を動かしてる様子で、少し気合を入れていたかな?
しかし実に、なんと4年振りだという。

お互いにちょっと歳をとった様だね。
探偵とマリがとっ捕まって、北条のクラブでピンチに陥った際の格闘。
高田でも加わった大立ち回り・・・ただの殴り合いだったけど、息が上がってる様子なんか年輪を感じるよ。

まぁ、大泉洋にも松田龍平にも"彼らのデビュー時から観ている"っていう、観客側からの勝手なシンパシーが共感を強めたりしている。
どちらの彼も、なんだかんだ20年以上、松田龍平はデビュー時から観て知っている。
大げさな話、やはり年輪ってヤツだ。
松田龍平は「松田優作の長男」って触れ込みで期待してたら、新選組の映画「御法度」では、ゲイ役でキモかったりして一歩も二歩も引いてしまったもんだ。
以来、20年近く経ち良い役者になったねぇ〜と親戚気分でもある。

まぁ、大泉にしても"モザイクな夜"のキモい役回りには閉口したもんだが。
役者って大変・・・!

別に"ネダバレ禁止"を意識しているわけではないが、本編に関わる話はあまりしない。
点数的なこととしては、
まぁまぁなデキの1作目を60点とすると、2作目は落第に近い40点くらい。
話の大きさに関係しないのに、すすきのや札幌から離れすぎて話自体も散漫になった。
探偵はあくまでも"すすきの"中心、札幌市内外に出るのはあくまでも出張扱いだ。
札幌市内でも南区の場合はごく一部、五輪通までが探偵のテリトリーとする!

あくまでも"探偵"は"すすきの"に近い、札幌市内が似合うキャラであって、あまり大自然を延長上に感じる場所までは出張してはいけない。
別に荒んでいる必要はないんだが、ちょっと場末感漂うすすきのがやはり似合う。

探偵はBARにいる-3

"小雪" "尾野真千子"と続いた本作のヒロイン。
三代目は北川景子。
そう、セーラーマーズがヒロインなのだ!
・・・たんなるウンチク、知ってる事実はそれだけ・・・。

初代・二代目とと比較すると、実年齢も一番若い?
そんな事が理由になるかもしれないが、ハードボイルドにはちょっと似合わないタイプの美人だ。
先代達と比べると、ちょっと幼げで綺麗すぎて毒がない。
毒がないと、やる事が全て幼稚というか分かりやすいというか・・・脚本の問題なんだろうが、ちょっと淡白になったりして。
前者二人のヒロインは、男の助けがなくとも独立独歩のキャラに見えるから、比較論として少し不利な設定とも考えられるが・・・。
中盤の、探偵とモンローとの三人居酒屋シーンでの儚げさが、本作に特別なテイストを与えたかも。
少女の様な姿だった。

ハードボイルドといっても、所詮日本にはその土壌はない。
湿っぽい情緒が、やはりと言うか日本人には似合ってしまう。
原作とはまったく違うイメージだが、映像化した場合はそういう意味で大泉洋が探偵に似合うのかも。

龍平くんの御尊父、亡松田優作の「探偵物語」の大ファンだった。
本作で息子は主人公に近いが脇役である。
でも、ただの脇役では終わらない雰囲気を持つ存在でもある。
本作で初めて、探偵と高田がベストマッチしたように思うのは自分だけだろうか?

めん屋 平右衛門 in 東小金井

めん屋 平右衛門
三度目の正直で実食!

そもそも立地がJR中央線の東小金井駅前近くだし、近隣には東京農工大と法大もあり学生客だけでなく一般客の集客も見込めそう。
某グルメサイトでも高評価なのだから、いつでも客が多そうな店だ。
そう期待して、初めて行ったのは今年の夏前のこと。
第一回、昼の部終了は15:30なので余裕ありと出発したのに、途中道に迷い・・と言うか無駄に遠回りしすぎ、結局間に合わず中休みに入られてしまった。
代わりに入ったのが"一平そば"。こちらも予定していたから、順番違いということで。

第二回、調べて行ったはずなのに、ななんと今度は定休日。
よくよく調べてみると、木曜日の定休以外にも隔週(第2・第4週)で水曜日も定休日。
それに当たってしまったのだ。
代わりとなったのが隣駅の"ななふく"。こちらも予定してたからね・・・(泣
な〜んか嫌われてるなぁ〜、と思いつつ三度目の正直と挑んだのだった。

3度目ともなると時間自体は最短で到着。
間違えにくい道も選んだしね。
到着時、店は結構空いていた。
先客は3人ほどか?
だから楽々着席し、"THE 鶏そば"の食券購入。
"THE 鶏そば"は期間限定商品なので、次回がいつになるかわからないからこれを選ぶしかない。
某ブログの写真では"THE 鶏そば"には、デフォで玉子のトッピングが無いようなので味玉も購入した。

めん屋 平右衛門 自家製麺について

食券をこの店のお母さん?に渡し、麺量は並で注文。
大盛までの増量は無料なんだけどね、
"THE 鶏そば"は極細ストレート麺。
鶏ガラスープと相まって、昔の中華そばを彷彿させる組み合わせ。
めん屋 平右衛門 THE鶏そば+味玉
おそらく、醤油ダレと合わせる前のスープはコンソメスープか中華の清湯のように透明黄金色のもの。
だからタレと合わせても丼の底まで見える透明さ。
スープの美味さに期待がもてる。

"THE 鶏そば"は、その名だけにチャーシューも鶏肉。
脂がなくしっとりとした食感は、スープとの相性も良い。
味付けが濃すぎるかな、とも思えるメンマは細切りのコリコリとした食感。
これは好みが分かれるか?
肝心の極細ストレート麺は?

去年から?この店は麺を全て自家製麺にしたそう。
この極細麺なのに食感はしっかりとしていて、自家製だけに麺の表面状の荒さがスープを良く持ち上げスープ麺の良さを生かしている。

パーツパーツの良し悪しは、多少の差はあれどれも上等。なのだけど、食べ進むにつれスープが単調で物足りなくなってくる。
そんなことも無いだろうが、本当に"純鶏"のスープなのか?
ダシ取りの際に、香味野菜を使うだろうがその量ないしは種類が少なすぎる?
よく言われる、動物性のイノシン酸と植物性のグルタミン酸の掛け合わせがあれば、もっと味が立ち飽きがこなくなるように思うのだが。

ともかく、初見の期待よりはちょっと足り無い感のあるラーメンではあったが、化調のいつまでも舌に残る嫌味がなく時間とともにフェードアウトする自然さは無化調の証明。
次回があれば、生醤油ラーメンでも食べて全体像を感じてみたい。

BLADE RUNNER 2049

BLADE RUNNER 2049
この年の。秋一番の話題作、BLADE RUNNER 2049を観てきた。
オリジナルの公開から実に35年ぶりの新作!
これはもう、単純に2作目と云える感覚ではないな。
感覚と間隔からして、全く別物の新作として観たほうがいい。

建物も車も小物も、オリジナルを踏襲しているように見えるものの、よく見れば違う世界観によるものに見えて来る。
当時は当たり前で、なんら疑問を持たなかったブラウン管タイプのモニターも現代の作り直しでは違和感がある。
最新ギミックを知ってしまった者にとっては"今更感"が強い。
唯一まぁまぁねと思えたのは、機器が発する古典的な動作音だったりする。

オリジナルは、行ってしまえばダウンタウンの一角で起きたちょっとした騒動レベルの話。
今回はそれを何十倍にも広げた世界観。
違和感がない方がおかしいか。
35年間、多くの人の脳内で醸されたイメージが本作に入り込み違和感を出しているのかもしれない。
これだけの年数、これだけの話題作であれば、納得いく2049にするには自分で作品を作るしかないというところ。

ひとつひとつを上げるには数が多すぎるが、
ネクサス8の主人公、レプリカントにしてブレードランナーの主人公。
旧型の危険分子のレプリカントを処分する役目。
ある日の任務で農夫のレプリを処分する際に「奇跡を目にしてないからだ」と言われる。
不毛の土地に立つ枯れ木の根元に、指先ほどの小さな花を見つける。
そこから発想して、地下に何か埋蔵物をイメージしスキャンする。
いきなり、幾つかの偶然・偶発的な事柄の重なりでストーリーが展開しだす。
この辺の展開にとりとめのなさを感じ、なんで?という疑問を感じたりする。

あまりセリフの多い映画ではないので、エピソードのつながりに伏線がなくが衝動的に展開するのも何のひとつ。
後で回収される事もあるが、これは後振り方法であり本来は前振りを多くするのが伏線ってもんだ。
先に起きた不明な部分を後で解説するシーンが来る。
これはBDで購入して確認してね。って言ってるようなものだ。
正攻法な映画の作り方ではない。
まだまだ色々、できの悪いシーン構成やシナリオがあるのだがもう面倒くさい。

ビジュアルは素晴らしい。
監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは前作のメッセージといい、映像にはセンスがある。
現状、ビジュアルはほぼ100点でしょう。
それにひきかえ、シナリオのできは悪い。
まぁ、前作の続きと考えても60点くらいが良いところ。
どうも、ハンプトン・ファンチャーとマイケル・グリーンのふたりに問題ありって感じか?
採用するプロデューサーにも問題あるのだろうが・・・。
リドリー・スコットは自分でメガフォン持たないとダメ人間?
ネット等で「すげー」とか「傑作」とか言ってるライターもいるが、騙されちゃいけない。
オリジナルを夢にも出てくるほどオリジナルを観てごらん。
そうすれば2049のシナリオの荒さが分かるから。

BLADE RUNNER 2049は、単独で見れば悪いできではないのだがオリジナルと比較すれば凡作に近い。
オリジナルのファンは大抵もう観ちゃったりしてると思うが、特に観るべき作品でないと記しておく。
☆☆☆★★星3.2位

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日本酒とラーメンの食録を、たまに映画やその他諸々の事を自分の好き嫌いではなく客観的に記録して行くつもり。


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